第12回(平成16年第1回)火山噴火予知研究協議会議事

日時:平成16年6月4日(金)午後1時〜4時
場所:地震研究所第2会議室

議 事

1.議長の選出

 石原議長を再任した.議長から副議長(平林)と幹事(中田)の留任が要望され承認された.


2.火山噴火予知研究経費(平成17年度概算要求)について

・特別教育研究経費について、文部科学省大城地震火山専門官より説明があった.
 主な内容は以下のとおり.
 *これまでの事業費における運営費に加えて設備費も合わせて要求ができる.
 *特別教育研究経費には、幾つかの区分があり、これまでの事業費の性格を考慮してどの区分で要求するかを検討する必要がある.
 *設備の維持費については特に手当が無いので注意が必要である.

・事前に各大学から出された要求について提案理由を順次説明した後,全国共通性,緊急性,施設整備を伴う要求などに分けて議論した.

・火山噴火予知研究の場合は火山体構造探査と集中総合観測に関連した経費として要求することが重要であることを確認した.

・今回の議論を参考に,平成20年度までの年次要求案の作成を幹事に一任し,5日(土)夜までに作成した案を全委員に送付し,問題がある場合は意見を返すことにした.また,各大学が提出する最終案原稿については7日(月)中に各委員に配布することにした.

・最終案については地震予知研究協議会と調整の上,提出する必要がある.地震予知協議会との調整および機関課への概算要求説明は,山岡教授と幹事が担当することにした.

・今後,予知経費を使った研究については,協議会できちんと評価をすることにした.


3.その他

・東大地震研究所の国際センター構想について山下所長から説明があった.
・ 京大防災研究所に火山研究領域を新たに設ける要求について議長から説明があった.
・ 平成17年度の火山体構造探査では浅間山の自然地震観測を行うため,平成17年事業に富士山の自然地震観測点の撤収を含めることについて鍵山助教授から説明があった.
・防災科学技術研究所からも本協議会にオブザーバーを出してもらうことにした.


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