集中総合観測

―火山の健康診断―

【集中総合観測の目的】

 集中総合観測では、ある特定の火山に全国の火山研究者が集まり、数ヶ月の期間に集中的に、また様々な観測手法を用いて、総合的に、平常時や活動時の火山の活動状況を診断します。1983年及び2000年三宅島噴火、1986年伊豆大島噴火、1990年からの雲仙普賢岳噴火、2000年有珠山噴火など主な噴火に先立って、それぞれ数年前に集中総合観測が実施されています。集中総合観測の成果と経験は、噴火予測や緊急時の迅速な観測体制作りに役立っています。

○これまでの集中総合観測


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