図1 光電方式のミューオン検出器.縦・横に短冊状に並べたシンチレータに,ミューオン("μ")が入射すると発光する.その光を光電子増倍管(PMT)で電気パルスに変換し,カウントする.縦方向,及び横方向それぞれで発光したシンチレータの位置がわかるので,その交差点からミューオンの通過点を求められる.このような検出面を2枚設置し,前面及び後面の通過点を結ぶと,ミューオンの飛来方向が決められる.