図19 2方向からのミューオン透視観測(左)で再構築された浅間山山頂付近の3次元密度構造(右).左図の2つの白丸は、透視観測装置の設置位置で、設置状況の写真を合わせて示している右図の4枚の断面図のいずれも上部が平坦にカットされて示されているのは,ミュオン観測装置設置である標高2470mより上は示すことができないため.右図の上から,東西断面図をしめすが,(A)は中央火口を含む断面,(B)は中央火口より100m北側の断面,(C)は中央火口より200m北側の断面.(D) には切断面なしで表示.低密度域が北側に延びていることがわかる.