図23 糸魚川―静岡構造線(ISTL)北端部の断層破砕帯のミューオン透視連続画像.(上)検出器は○印に設置し,-400<φ<0 mrad の範囲内を観測した.透視対象は,UNESCOジオパーク・フォッサマグナパーク内の地震断層の露頭である.(下) 降雨後に密度の増加が下方に伝搬しており,これは地下水の浸透によると考えられる.その結果,破砕帯が浮き彫りとしてイメージングされている.