図24 桜島における,電磁成分による密度長観測.(上左)岩石・土壌で覆われた水平坑道内の検出器の設置点を赤の長方形で示す.ピンクの扇形で示す範囲の土壌水分変化を検出する.(上右)検出器の設置状況.(下)降雨と電磁成分強度の関係.青は2時間あたりの降雨量,赤丸は電磁成分の強度変化を示す.強度の単位のmHzは,1000秒間に1回空気シャワーが到来することを意味する.雨が降り始めて数時間すると,強度が平均値(赤の水平線)以下に低下している.