3.2.3 図書室

地震研究所図書室は,地震,火山等に関する分野を中心とした資料を収集し,図書は,54,572冊,雑誌は,2,295種類を所蔵しており(2014.1.31現在),これ以外に鯰絵をはじめとする江戸・明治時代に刊行された地震・火山等災害に関する和古書類のコレクション約700点を所蔵している.なお,これらの収集の選定は,所内の図書委員会が行っている.また,これらの所蔵資料は,当研究所の一般公開等で展示される他,「特別資料データベース」においても書誌や画像データとして,インターネット上で公開されている(2014年3月現在3,251件の画像を公開). 学外の図書館との相互利用は,国立情報学研究所のNACSIS-ILLシステムにより行っており,学外への資料提供や所内者のために学内で入手できない資料を取り寄せたりしている.所内者向けの教育・研究支援活動としては,年1回文献検索講習会を行い,電子ジャーナルやデータベースの利用方法等を紹介している.

なお,図書室のカウンターサービス時間は9時~17時(12時~13時除く)であるが,所内者は指紋認証ステムにより時間外でも図書室への入室は可能であり,いつでも資料を利用することが可能である.また,上記時間内であれば,他大学や他研究機関の研究者等の他,一般市民も利用可能となっている.