氏名鷹野 澄
職名教授
所属地震火山情報センター
専門情報地震学、防災情報システム、IT強震計
URL http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/ITKyoshin/

最終更新日 11/06 2014

研究内容

IT技術で災害から人の命と暮らしを守る研究:
 大地震による災害を軽減する為には、普段から小さな地震の時に住宅や学校などの身近な場所の実際の揺れを調べて、その弱点を探り、効果的な耐震対策をすることが有効である.また、いざ大地震が発生したときでも、大きな揺れが来る前に地震発生情報を受けて、列車や大型機械などを緊急停止すれば災害軽減に有効である.このように、震災軽減の為には、最新のIT技術を活用した技術開発がますます重要となっている.このため以下のような研究テーマに取組んでいる.
1.建物や大型構造物を対象とした強震観測システムと構造物ヘルスモニタリングの研究.
2.学校や地域防災組織などを対象とした草の根型地震防災情報システムの研究開発.
3.地震観測データや震源情報などを安全に伝達する為の通信方式に関する研究.
4.首都圏の想定被害地震の強震動予測と強震動データベースや被害予測システムの研究.
5.気象庁の緊急地震速報の様々な場面での利活用システムの研究開発.
6.地震波形データの即時的解析手法に関する研究.
7.地震波形データのデータ圧縮手法に関する研究.

主要論文・著書

Tsuboi S., K.Abe K.Takano and Y.Yamanaka, Rapid determination of Mw from broadband P waveform, Bull. Seism. Soc. Am., 85, 2, 606--613, 1995.

鷹野澄, 地震予知のための情報ネットワーク, 電子情報通信学会誌, 79, 1, 41--48, 1996.

Zhao Y. and K. Takano, An Artificial Neural Network Approach for Broadband Seismic Phase Picking, Bull. Seism. Soc. Am., 89, 3, 670--680, 1999.

鷹野澄・菊地正幸・山中佳子・纐纈一起・古村孝志・工藤一嘉・卜部卓・武尾実, 首都圏の強震動を解明する:首都圏強震動総合ネットワークとSeismic Kantoプロジェクト, 震災予防, 184, 184, 22--25, 2002.

鷹野澄・菊地正幸・山中佳子・纐纈一起・古村孝志・工藤一嘉・卜部卓・武尾実, 首都圏強震動総合ネットワークのシステムの概要, 首都圏強震計ネット(Seismic Kanto)報告書, 3--8, 2002.

鷹野澄, 利用者が必要とする緊急地震速報利活用システムとは?緊急地震速報の正しい利用法と高度化の課題, SEISMO, 11, 4, 6--7, 2007.

鷹野澄・伊藤貴盛, 2007年1月13日千島列島東方で発生したM8.2の地震による地震研究所の3種類の建物の揺れ, 地震学会ニュースレター, 18, 6, 1--2, 2007.

鷹野澄, IT強震計が目指すもの−地震災害軽減を目指した新しいツールへの期待と課題−, 災害情報, 6, 4--6, 2008.

鷹野澄, 地震災害軽減を目指したセンサネットワーク―IT強震計による取り組みについて―, 電子情報通信学会誌, 92, 3, 209--217, 2009.

鷹野澄, 緊急地震速報・津波警報-防災情報はどう伝わったか-, 情報処理, 52, 9, 1086--1087, 2011.

鷹野澄, 緊急地震速報の現状と減災への活用の課題, 安全工学, 50, 6, 488--494, 2011.

豊田尭博・鷹野澄, 弱い地震動を用いた建物の減衰定数の推定:東京大学の建物を対象として, 地震研究所彙報, 88, 1--36, 2013.

鷹野澄・纐纈一起, 首都圏強震動総合ネットワーク(SK-net), 東日本大震災合同調査報告書・共通編1・地震・地震動, 96--99, 2014.

鷹野澄・鶴岡弘, 緊急地震速報はどのように放送すべきか−後続報の活用方法と放送開始条件の検討とその放送装置の開発−, 東京大学大学院情報学環紀要 情報学研究, 86, 1--22, 2014.

鷹野澄・纐纈一起・工藤一嘉・古村孝志・山中佳子・卜部卓・土井恵治, 首都圏強震動総合ネットワークSK-net, 記念シンポジウム「日本の強震観測50年」-歴史と展望−, 防災科学技術研究所, 11月9日, 119--122, 防災科学技術研究所, 2005.

鷹野澄, 利用者指向の緊急地震速報利活用システム, 緊急地震速報展講演会, 東京, 7月28日, 45--47, 防災科学技術研究所, 2006.

鷹野澄・伊藤貴盛, IT強震計でみた地震研建物の震度1の揺れ, 日本地震学会2006年秋季大会, 名古屋, 10月31日-11月2日, 186--186, 日本地震学会, 2006.

鷹野澄, 利用者が必要とする緊急地震速報の利活用システムとは?−緊急地震速報の利用レベルと具備すべき機能−, 日本地震学会2006年秋季大会, 名古屋, 10月31日-11月2日, 60--60, 日本地震学会, 2006.

鷹野澄, 利用者が必要とする緊急地震速報の利活用システムとは?, 日本災害情報学会第8回研究発表会, 東洋大学, 10月28-29日, 299--304, 日本災害情報学会, 2006.

Takano K., N. Hirata, T. Urabe, M. Kasahara, M. Kosuga, S. Miura, T. Ito, Y. Kano, S. Ohmi, K. Uehira, The JDXnet: Japan Data eXchange network for earthquake observation data, International Symposium: Fifty Years after IGY - Modern Information Technologies and Earth and Solar Sciences -, Tsukuba, Japan, Nov. 10-13, 65--65, 2008.

Takano K., Y. Ikeda, On the Structural Health Monitoring by the IT Strong Motion seismometer System for Buildings, 7th General Assembly of Asian Seismological Commission, Tsukuba, Japan, Nov. 24-27, 235--235, Asian Seismological Commission, 2008.

Takano,K., IT-Kyoshin Seismometer : It’s Potential For Seismic Diagnosis For Buildings and Seismic Intensity Network, INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON JISNET WORKSHOP, Bukittinggi, West Sumatra, Indonesia, Nov. 16-19, , 2009.

鷹野澄・伊藤貴盛・池田泰久 , 弱い地震動を利用した建物健全性調査について 〜建物用IT強震計による長期観測から〜 , 日本地球惑星科学連合2010年大会, 東京, 5月23-28日, , 日本地球惑星科学連合, 2010.

鷹野澄・伊藤貴盛, 高感度IT 強震計を用いた常時微動観測による建物振動の可視化, 日本地震学会2010秋季大会, 広島, 10月27-29日, , 日本地震学会, 2010.

鷹野澄・伊藤貴盛, 大学キャンパス内建物の地震観測〜建物毎の地震応答の違い〜, 第13回地震工学シンポジウム, つくば国際会議場, 11月17日〜20日, , 日本地震工学会, 2010.

Takano, K. and T. Ito, Seismic Disaster Mitigation in Urban Area by using Building Vibration Observation of Weak Earthquake Ground Motion: an Approach of the IT Kyoshin Seismometer for Buildings, 2010 AGU Fall Meeting, San Francisco, California, USA, 13–17 December, , American Geophysical Union, 2010.

鷹野澄・粟田祐介, ボーリング地震計データによるオンサイト地震警報システムの検討―緊急地震速報の弱点を補い直下型地震に備えるには― , 日本地球惑星科学連合2011年大会, 東京, 5月22-27, , 日本地球惑星科学連合, 2011.

Takano, K. and T. Ito, Introduction of building vibration observation data of metropolitan area due to the 2011 off the Pacific coast of Tohoku Earthquake: an Approach of the IT Kyoshin Seismometer for Buildings, AGU Fall Meeting 2011, San Francisco, California, USA, 5-9 December, , American Geophysical Union, 2011.

鷹野澄, 情報で地震災害軽減を目指すには ―地震災害軽減のための地震観測ネットワークの現状と課題―(招待講演), 情報処理学会第4回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2011), 東京, 12月1-2日, , 情報処理学会, 2011.

鷹野澄・鶴岡弘・石黒佳彦, 緊急地震速報はどのように放送すべきか−後続報を活かした自動放送設備の開発−, 日本災害情報学会第14回学会大会, 東京, 10月27日〜28日, , 日本災害情報学会, 2012.

卜部卓・鷹野澄・鶴岡弘・中川茂樹, 地震観測データ流通システムJDXnetの現状とクラウド化, ADVNET2013シンポジウム・電子情報通信学会IA研究会共済, 東京, 10月22日, 21--23, 電子情報通信学会, 2013.

鷹野澄・纐纈一起・増田徹・伊藤貴盛, ヒマラヤ地域における建物振動観測, 日本地震学会2013秋季大会, 横浜, 10月7日〜9日, B31-01, , 日本地震学会, 2013.

鷹野澄・鶴岡弘・石黒佳彦, 緊急地震速報はどのように放送すべきか(2)−構内放送の開始条件はどうあるべきか−, 日本災害情報学会第15回学会大会, 桐生市, 10月26日〜27日, A-6-3, , 日本災害情報学会, 2013.

鷹野澄・伊藤貴盛, 建物用IT強震計を用いた地域防災情報システム〜地域の地震速報メールの活用〜, 日本地球惑星科学連合2013大会, 東京, 5月19日〜24日, SSS33-22, , 日本地球惑星科学連合, 2013.

鷹野澄, 緊急地震速報の放送開始条件の現状と課題, 日本地球惑星科学連合2014年大会, 横浜, 4月28日〜5月2日, SSS28-09, , 日本地球惑星科学連合, 2014.

纐纈一起・鷹野澄, MS-DOS, 共立出版, 1988.

石田晴久・鷹野澄, OS/2, 共立出版, 1990.