最終更新日 12/28 2018
研究内容 古文書など歴史史料の記述にもとづいて,過去の地震について調べる研究をしています.また,大地震の前後に見られる地下水の変動がどのようなメカニズムで起こるのかに興味をもっています.さまざまな観測や観察(地震波だけでなく,たとえば地殻のひずみや地下水,地下の温度など.歴史史料の記述なども含む)から地震とはどのような現象なのか,地震はどのようにして発生するのかを知りたいと思っています. 地震火山史料連携研究機構に兼務しています. 「みんなで翻刻」という市民参加型の史料解読プロジェクトに携わっています. 主要論文・著書 加納靖之, 1854年伊賀上野地震の際に伏見で発生した局所的な液状化被害地点の検討, 自然災害科学, 37, 2, 205--217, 2018. 加納靖之・水島和哉, 『伏見酒造組合資料』にみえる明治期の地震, 歴史地震, 33, 213--219, 2018. 加納靖之・橋本雄太, 「みんなで翻刻」による翻刻テキストの分析の試み, じんもんこん2018, 東京, 2018年12月1日-2日, 147--152, 情報処理学会, 2018. |