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18-13.技術開発室

 技術開発室には,木工・金属工作関連と電子回路関連のグループがあります.主な仕事は以下のものがあります.

1.ユーザーが利用するための工作機械や電子計測器の維持・保守.

2.ネジ・抵抗などのユーザーにとって共通的な部品の常備.

3.金工・木工に関する依頼工作.

4.技術的なコンサルティング.

5.工作講習会や電子回路講習会の主催.

6.他部門との共同または,部門独自の機器開発研究.

 東京大学地震研究所(以下,地震研)では,地震計の所内横断プロジェクトで代表される機器開発が盛んに行われている.この機器開発に対応する高度な技術を持つこととユーザーの利便性を向上させるために,最新の工作機械や電子計測器の整備にも努めている.以下にその例として,現状で維持・整備している機器を示す.

工作機械関連:マシニングセンタ1台,旋盤4台(マグネスケール付き2台),フライス盤4台(マグネスケール付き1台),帯鋸盤3台(インバータ制御のもの1台),シャーリングマシーン1台,汎用ボール盤5台,ディジタルボール盤1台,小型放電穴加工機1台,可搬型ガス溶接機1台,自動巻線機1台,高精度はかり1台.

電子回路関連:オシロスコープ6台,ファンクションジェネレータ5台,ディジタルマルチメータ6台,直流電源5台,精密電圧発生装置1台,信号発生器2台,周波数カウンタ1台,FFTアナライザ1台,精密LCRメータ1台,ガウスメータ2台,NC基板加工機1台,レーザー干渉計による変位校正システム1式,光パワーメータ1台,GP-IBデータ収集ユニット1台.

導入されたマシングセンタと工作講習会の写真を下に示す.

写真1.マシニングセンタ“ひとつぼ君”.

写真2.工作機械講習会.


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