10月17日(火)曇り 大久保・孫・古屋(重力),坂上(強震) 7:00三浦漁港集合 7:25出発。(漁船3隻) 風速10m、波高2m。昨日のご教訓を生かして、船倉に入らず、船外にとどまる。し ぶきでずぶぬれになるが、気分良好. 8:45大久保漁港上陸。SO2は0.2ppm.他のガスはゼロ。臭気なし。 9:30 P3C監視開始後、作業に入る(地震研4名と消防庁・警視庁各1名) パジェロとランクル使用。 作業前半は測候所−支庁−伊豆−伊ケ谷−長根(水準点)の往復(重力)。伊ケ谷郵 便局(強震)。. 12:00 測候所に戻り、坪田方向の測定。測候所−坪田−三宅高校−アカコッコ館往 復(重力)。坪田、アカコッコ館(強震)。SO2濃度はアカコッコで0.5ppm。臭気有 り(やや焦げ臭い)。ここまで立ち入れたのは、坂上氏の人間力のおかげ(詳しく話 せないのが残念)。アカコッコから先は青白い煙も見えたということなので断念。 14:00測候所に戻ると、絶対重力測定のために気象庁のご好意で72時間運転可能な発 動発電機が設置完了であった。感謝感激です。「共にやりましょう!」という自然な 感覚を大事にしたい。 14:30 大久保漁港着。14:45出航15:45神津島入航。 昨日同様、追い風だったので動揺・しぶき少なし。全員元気。 ●道路状況*** (1)伊ケ谷の南500mの空栗橋付近が厚い泥で雨の時は通行不能になると思われる (ガードレールが埋まる寸前))。長根の水準点から榎沢に向かって500m行ったあた り(夕景浜付近)で、道路が「田んぼ」になっている。試みに足を踏み入れると30cm ぐらいはもぐってしまうので、車は無理とわかり引き返した (2)空港から坪田方向がやや悪い。泥流のためか、どうか不明なるも、アスファル トが凸凹になっている。有珠の洞爺湖温泉中学付近の状況に似ているので、側圧を受 けたためと思われる。 ● 給油 パジェロの残燃料1/8、ランクル1/2となったので、坪田のコスモ石油(七島商事)に 行く。行きの船で坂上さんが社長に事情を話しておいてくださったのでスムーズに運 んだ.タンクローリ(ワゴン車サイズ)に給油機が載っている。従業員不在のとき は、車内のノートに使用量と連絡先を記入すれば、自分で給油してよいとのこと。 18日は重力班3名は大久保漁港から坪田方面の重力測定 坂上さんは阿古に気象庁3名(空振計・地震計設置)と同行して強震計メンテの予 定。 本日のご教訓: 「だめもと」で、やってみることも成功への道か?「○○の手前で通行不能『らし い』」と、いわれても行ってみると行けることもある。