10月18日(水)曇り
 大久保・孫・古屋(絶対重力、測候所),坂上(強震、阿古)

重要事項:地震研ヘルメットの集積場所(最下段)

7:00三浦漁港集合 7:25出発。(漁船住吉丸)
西北西の風、風速12m、波高2m。曇りながら視界は良好で、神津島からも三宅島
の白い噴煙が見える。.
8:30重力班(地震研3名と消防庁1名) 大久保漁港上陸。SO2は0.2ppm.他のガスはゼ
ロ。臭気なし。強震班は同じ住吉丸で、阿古漁港に向かう。
9:00ごろ強震班は気象庁火山機動観測班とともに阿古に入港。
9:30 P3C監視開始後、作業に入る

重力班;本日は絶対重力観測の立ち上げ。
測候所内は火山灰で砂場状態になっており、まず清掃(絶対重力計はエアコンの効い
た清浄な実験室での運転を想定しているのでした)。発動発電機をONにして、照明
確保、真空掃除機、ふき掃除。電源電圧は99VでOKだが、手元のマルチメータに
よる周波数測定では、155Hz.一瞬首をひねるが、50Hzの基本周期の3倍振
動ということは波形が相当ひずんでいるためと想像。パソコン用のUPSをかますと
50Hzとなり、めでたし。まだ多少、気になる点は残るものの、13:30にとりあえ
ず運転開始し、データがとれはじめた。45分程度様子をみたのち、大久保漁港に戻っ
た。

強震班;阿古の港湾事務所内強震観測点のメンテ。建築学会研修所の状況把握。
SO2濃度1.6ppm。ガス検知機、ピーピーとなりっぱなしとのこと。
雄山に青白い噴煙がへばりついているような感じ。

●重要事項:坂上さんが地震研ヘルメット6個を建築学会研修所から、神津島に運び
込んでくださった。集積場所は、三浦漁港の漁協倉庫内。漁港(客船の着かないほ
う)を背にして左手の建物内。ダンボールに「東大ヘルメット」と記し、6個あり。
同所に観測機材の一時保管の許可をもらった。スペースに相当の余裕有り。鍵なしだ
が治安良好なので問題ないでしょう。