11月10日

今日は7時20分頃に作業中止決定。
低気圧接近に伴う圧雲によりP3Cによる監視ができないとのこと。
平林,中田,野上のガス観測班は午前の飛行機で帰京。

9時ごろからぽつりぽつりと雨が降り始め,午後には結構な雨になった。
作業中止は正しい判断。明日は,作業できる見込み。ただ、明日作業
できたとしても、帰りは日曜日の夜。東京を出たのは,前の日曜日だった
から,8日間で3日しか作業できないことになる。効率の悪さはあいかわ
らず。天気次第なので仕方が無いことではあるが、なんとかならないもの
か?せめて八丈島行きのすとれちあ丸が神津島に寄ってくれれば1日無駄
にせずにすむのだが。

気象庁のA点、阿古の臨時観測点で共通に見られる微動の20−30分
間隔の振幅変化は非常に周期性が高い。97年春に薩摩硫黄島で観測
された40〜50分周期の微動の振幅変化が思い出される。安定した
マグマ供給システムが確立した場合に一般的に見られる現象か?
長周期地震計をレストハウスに設置できれば詳細がわかるかもしれない。

大湊