11月18日(土)晴。風速15-18m、波浪4m。大久保・孫(重力)、坂上(強震)。
5:30起床
6:50神津島前浜で重力測定。波浪による地盤震動が大きすぎて測定不能
(プラス・マイナス1ミリガル超。内蔵ガルバノメータが振切れる)。
前浜桟橋が波しぶきに洗われている。サーファーだけが喜んでいるようだ。
7:30現地災対。一旦は午前中待機となったが、
すぐに海況不良のため、今日も作業中止と決定される。
ただし、道路啓開・ヘリポート建設要員のみ、ヘリで三宅島入り。
その他の作業はすべて中止。1名だけでもヘリに搭乗できないか交渉するがダメ
(ダウンしている気象庁A点も復旧できない)。
今後しばらくは、強い季節風が吹き荒れる状況が続くと思われる。
早期のヘリポート完成・ヘリ運行を、心から望む。

これで3日連続の足止め。11月13日の三宅島入り以後の勝敗は2勝4敗となる。
観測データ3点分が測定未了。これであきらめれば、
10月から11月の変化がとらえられないばかりか、
11月から12月の変化もわからなくなってしまう.
ここは歯をくいしばって、自然との長期戦にたえるしかない。
20日からの地震学会の神津島・三宅島活動のセッションも代読をたてることとする。