12月19日(月)曇りのち晴れ。風速15m。海上模様は波高4mで、一面の白波。 大久保・古屋(相対重力)、坂上(強震)、浅沼氏(三宅島消防) 漁船は欠航。ヘリも予定の半分の人員しか輸送できず、伊豆HP(ヘリポート)着を希 望したチームは搭乗できなかった.また、強風でヘリの離着陸に支障が予想されるた め、各チームとも、いつでもHPに戻れる態勢をとる。 7:45三浦漁港に集合し、ライフジャケット・ガスマスク支給および点呼をうける。 8:30 神津島空港に移動。 8:45 陸上自衛隊バートル機、神津島着。 9:00 阿古ヘリポート(HP)着.三宅支庁の4WDを借用. 9:40 七島展望台で作業予定の気象庁チームおよびガスボンベ携行の東京消防庁チー ム(耐熱機動車ではなくて、赤いランクル)とともに、レストハウスに上がる。 10:00レストハウス着。展望台に向かう道路は、レストハウス手前から数十メートル が冠水している。4WDなら、通行可能。東工大平林さんから依頼された火山ガス吸収 液の交換も、容器のふたや、テープを飛ばされそうに成るほどの強風。そのため、重 力測定は難航(一人が風のガードをしつつ、他の一人が測定)。強震データは無事回 収。 10:30 気象庁チームと分かれ、都道に下りて測候所方面に向かう。 11:00 阿古の建築学会研修所にて、強震データ回収。 12:00 測候所着。 12:15 土佐林道(林道三宮線)経由で鉢巻林道に向かう。 ●200m(?)ほど走ったところで、道路のアスファルト陥没地点に遭遇。板チョコ をパリンと割ったような感じで1m弱は陥没しているため前進不能。後退すると前輪 付近でパキパキと異音がする。さらにさがってみると、今までいた個所が陥没してい る。アスファルトの下が流されていて空洞化しているらしい。雄山カルデラ陥没で生 き延びたときのツキがまだ残っていたおかげで命拾い。もし帰路に陥没していたら、 と思うとぞっとする. 13:30 予定を短縮して阿古HPに戻り、待機。阿古沖をみると怒涛がおしよせ、HP付 近までシブキが飛んでくる. 14:30 バートル飛来 14:50 神津島空港着。 大久保