4月17日(火)
地質班:中田,藤井,金子,下司,長井 東京消防庁3名
地震研究所ランドクルーザー,気象庁ランドクルーザー(ブレーキ利き悪くなってい
る)
6:50 災対ミーティング.南風弱,べたなぎ,決行.
えびね,はまゆう,それぞれ,阿古,錆が浜着岸予定.
7:05 多幸湾集合点呼.
 はまゆ184名,えびね53名,ヘリコプター14名.計251名.
7:35 出港
8:45 阿古港着岸
 上陸後,三宮入域の許可を無線で打診するも,噴煙の向きが北東であるため入域不
許可になる.レストハウス調査に切り替える.(後で付近まで接近)
9:15 レストハウス到着.駐車場を中心に8月29日火砕流様状の堆積物の調査.2
9日堆積物約10枚合計約5cm.横殴りで構造物にアバットした構造が明瞭.すすき(?
)の破片が大量に入っているが熱的影響をいっさい受けてはいない.
10:15 レストハウス出発
10:45 土佐林道入り口.ガス検知しながら三宮方向へ移動.検知管ではすべて
ゼロ.
11:00 鉢巻林道(C2)直下で調査後(検知管ゼロ),アマチュア無線局付近で
調査(11:20).29日堆積物の厚みは約7cm程度.枚数はレストハウスに比べて
少ないが,最下部に岩片質の層が存在する.弱く建物にアバット.ここは火口〜レス
トハウスに比べて倍以上の距離.
12:15 三宮の下を出発し,坪田林道へ移動.
12:40 坪田林道入り口へ到着.午後1時の約束であったがペイローダがすでに待
っていてくれる.ケイカイしながら防災科研の坪田観測点まで移動.何箇所か途中舗
装が切れていたがペイローダで通行可能にしてもらう(感謝!).観測舎屋屋根上で
8月18日噴石調査.泥流で舎屋は半分埋まっている.舎屋の換気ダクトの下にガストラ
ップ用の銅片を設置.今回ガストラップは昨日の村営牧場と含めて2ヶ所.泥流でスコ
リアが多量に沢に流れこんでおり,杉はかなり埋もれ,ほとんどが枯れてしまってい
る.
2:00 作業終了.出発.
2:45 三中で消防庁の車の点検.
途中ガソリンを入れて,阿古港3:40到着.
3:55 阿古出港.
5:05 多幸湾到着.災対へ報告後,宿舎中村屋へ.
明日は大雨注意報で作業は難しいとのこと.夕食後10時まで懇親の会.山中,坂上さ
んから,始めてきた元所長が2日間調査で全勝でけしからんととお小言.

中田