5月10日(木) 坂上、山中、三宅村消防 07:00 支庁第1庁舎3階会議室集合 07:15 分室行動会議 08:05 支庁舎出発 08:40 阿古港についたえびねで運んでもらった昼食を受け取りレストハウス にむけ出発 雲がグレー色のせいか、山頂からでるガス+噴煙が不気味に見える。 09:10 レストハウスに到着 これまで連続で観測していたが、広帯域観測班がSTS2を設置 したので、この点をトリガータイプの地震計に交換 ----------------------------- 注意 レストハウスに向かう途中のすでに道が陥没して歩道を使った 迂回路が造られているところがあるのだが、その陥没がさらに 広がり、歩道の一部も陥没し始めていた。ここを通るときには 要注意! ----------------------------- 11:05 アカコッコ館に到着 昨晩のうちに充電したバッテリーを取り付け、無事立ち上がる。 ここはこれまでトリガータイプの強震計を設置していたが、 阿古でトリガーがかかる地震はほとんどアカコッコではトリガー されず、一方アカコッコでトリガーされている地震は阿古では とれていない、という状況であることがわかったので、今回 連続観測をすることにした。 今朝から観測されていた微動が止まったという無線が入る。 12:00 建築学会研修所に到着 強震計をACで動かすことにした。 12:56 三宅支庁に到着 これまで我々の観測点は島の南に偏っていたので今回新たに 三宅支庁(支庁宿舎)に強震計をおいた。 15:20 村役場に到着 三宅支庁を出るときから三池付近のガスの濃度が高いので ガスマスクが必要だと言われていた。確かに村役場付近にきたら これまで経験したことのない、空気がなんとなく白いという不気味 な状態。我々は1人ずつガス濃度簡易測定器を持たされていて、 SO2が2ppmを越えると警報がなるようになっているのだが、車の 窓をちょっと開けただけでぴーぴー鳴り出した。あわててガスマスク をつけ、外に出て作業。作業中まるでセミの鳴き声のようにピー ピーなっている。見ると濃度は7-8ppmある。建物の裏のちょっと空気 がよどみそうなところに行くと10ppmになることもある。 ここでは不調のロガーの交換。急いで作業を終了し、ここから退散。 作業中車の扉が開いていたため車の中もくさい。しばらく車の中 でもガスマスクが必要になってしまった。 15:55 支庁にもどり、ガスマスク、ガス濃度簡易測定器を返す。 16:35 阿古港に到着 すでにみなさん乗り込んでいて、我々が最後!5分の遅刻。 関係者のみなさま、ごめんなさい。 17:50 神津港到着 最後に乗り込んだため、席が無く一番上の甲板に乗ってきたが、 今回も波が高くかなり揺れたし、海水もかぶってしまった。 5月から神津の温泉の受付が18:30までになったので、荷物を置いて 急いで温泉に行って体の塩パックを落とした。 山中