5月15日 地震研 孫、古屋 (同行:気象庁神宮氏、三宅村消防寺澤氏、消防庁森谷氏) 6:00 起床。 7:15 分室会議。 8:30 作業開始。測候所での測定後、三の宮林道の交差点の点へ。ここまでは きれいに啓開されていた。 9:30 測候所の復路の測定後、保護要員の交替のため、一旦支庁へ戻る。 11:00 作業開始。富賀神社前での測定のあと、レストハウスへ。周辺3点を目標 にしていたが、道路状況が悪かったことと霧で視界が悪かった(山頂部が 見えない)ことで、1点の測定のみ。都道沿いの木には緑が目だったが、こ の周辺はほとんど緑がない。 13:30 都道沿い2点の測定のあと、坪田林道三叉路の点の測定。 14:50 測候所に戻り、絶対重力計データの回収と再起動。このあと、夜間滞在 決心を待つために、支庁へ。16:00ちょっと前に滞在の決心。都道沿いの 二点の測定に向かう。 17:01 測候所での測定を終えて本日の作業終了。 明日の天気が心配。船が来ないともう一泊… -------------------------------------------------------- 5月16日 孫、古屋 (同行:三宅消防 寺澤氏) 6:00 起床。朝食。 7:15 分室会議。本日の各班の作業予定などの打合せ。 8:30 作業開始。小雨ぱらつく。まず測候所での測定、その後坪田方面で の3カ所で測定。途中で給油。役場前のネコは 4匹。 ここまでで、当初の計画予定の点の測定全て終了。予定より1日早く帰る ことが出来ることになった。 11:15 測候所に戻り、絶対重力計の停止と梱包:当初から、今日中に絶対重力 計を送り返すことになっていた。 12:40 測候所から絶対重力計の部品を車3台(震研、消防、気象庁)に載せる。 気象庁火山課の神宮氏にも協力して頂いた。今日は、14:30にえびね丸が 三宅を出ることになったので、一台だけだったら間に合わなかったわけで 非常に助かった。 13:00ころ(?)、本日の夜間滞在の中止決定。全員阿古港に集合。 阿古港で、灰色と緑色のユニホームの笹井先生に再会。渡辺先生ら御一 行とも会う。 14:40 阿古港出航。 15:45 神津多港湾に着く。絶対重力計の部品を業者に託す。 16:45 神津前浜で締めの相対重力測定。 17:15 東海汽船で絶対重力計の搬送についての打合せ。 (重力班 5月の陣:総括)天候(と運)に恵まれて作業が順調に捗り、当初の予定よ りも一日早く切り上げられた。こんなことは昨年来珍しい。天候が良くて作業時 間が長くとることが出来たのもあるが、立根の仮橋のおかげで、レストハウスか ら坪田林道までの移動が短時間で済んだことも大きい。今まではC2の作業に2日 とられたのが1日で済んだ。16:00の夜間滞在決心の際、一旦作業が中断されるが、 そのあと17:15まで仕事が出来る。気象庁火山課の神宮さん、尾台さんには各種 調整などでもろもろのお世話になり(迷惑をおかけして)、円滑な作業進行を支え て頂いた。また3日間付いてくださった三宅村の寺澤さんには作業の一部を手伝っ て頂き、東京消防庁の海老澤さんにもお世話になった。ありがとうございました。 古屋