2013-2014 年西之島噴火



西之島噴火津波シミュレーション: Case 1B (西側崩壊)


Mov.1a 西之島の一部(左図の赤色部分)が崩壊した場合に発生する重力流と津波の数値シミュレーション結果.発生直後の 3 分間. 海水面付近で崩壊が起こるために,陸上で重力流が発生して海へ流入する場合と比べて津波の励起に関与する重力流の運動エネルギーは小さい.



Mov.2a 西之島の一部が崩壊した場合に発生する津波の小笠原諸島への伝搬の様子.Fig. 2 の領域での計算結果.発生後 40 分まで.




Fig. 3a 津波の最大波高分布.波源近傍では最大 10 m に達するが概ね数 m 以下,西側と南東側でやや高くなるが,西之島から離れると急激に減衰し, 父島では概ね最大 50 cm,父島列島北端部付近では 80 cm 程度である.



Fig. 4a 津波到達時間の分布.単位は分.父島へは 18-20 分で到達する.