地震及び火山噴火研究の将来構想シンポジウム
主催 地震及び火山噴火研究の将来構想シンポジウム実行委員会
共催東京大学地震研究所 地震・火山噴火予知研究協議会
日時 7月5日(木)10:00−7月6日(金)17:00
会場 東京大学鉄門記念講堂 (本郷キャンパス医学部教育研究棟14階)
  
本シンポジウムの趣旨について
 
 「地震及び火山噴火予知のための観測研究」を推し進めてきた多くの研究者は,昨年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の発生する前まで,この辺りで発生する地震の最大規模をマグニチード8程度と過小評価していました.約2万人の方が犠牲になられたことは,慙愧の念に堪えません.今は,この地震の全体像をできるだけ詳らかにし,地震後に応力場が大きく変化したことによる列島規模の地震や火山活動の変化に対応した研究を緊急に開始し,より多くの学術的な成果をあげるべく研究計画の見直しが行なわれているところです.東北地方太平洋沖地震の全体像と,この地震の後に起こる現象を解明することは,将来の震災軽減のためにも極めて重要なことと考えます.
 他方,地震や火山噴火から逃れられない我が国の地学的環境を考えると,今後5〜10年程度の長期的な視点に立って,地震及び火山噴火に関する研究の方向性についても検討することが必要と思います.今後の地震及び火山研究の方向について,下記のようなシンポジウムを開催したいと思います.このシンポジウムでは,社会が地震や火山噴火の研究に対して何を期待していると考えるか,その期待に応えていくため地震や火山現象の解明に向けてどのような研究を今後進めていくべきか,具体的にどのような研究が必要なのかについて議論を行いたいと思います.「地震及び火山噴火予知のための観測研究」に参加している人,参加していない人,どなたでも構いません.上記の趣旨をご理解頂き,建設的な提言をして頂ける大学・研究機関・研究グループの代表者,研究者個人の参加を募集します.
 
参加方法・プログラム・要旨集について
 
1. どなたでもご参加いただけます.事前の参加登録等は不要です.
 
2. プログラム 及び要旨集を掲載しました.

 

   
 
地震及び火山噴火研究の将来構想シンポジウム実行委員会
清水 洋(委員長),松澤 暢,望月公廣,市原美恵,小泉尚嗣,小平秀一,齋藤 誠,鷺谷 威, 棚田俊收,西澤あずさ,畑中雄樹,三浦 哲,宮澤理稔,森田裕一
 
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