日時 平成16年3月15日(水) 10:00～12:30
場所 東京大学地震研究所第2会議室
出席者
（委員）
東京大学地震研究所 教授 島崎邦彦
東京大学地震研究所 教授 金沢敏彦
東京大学地震研究所 教授 平田 直
東京大学地震研究所 助教授 佐藤比呂志
東京大学地震研究所 助教授 纐纈一起
東京大学地震研究所（アウトリーチ推進室） 助教授 土井恵治
京都大学防災研究所 教授 橋本 学
京都大学防災研究所 教授 岩田知孝
京都大学防災研究所 助教授 伊藤 潔
〔独〕防災科学技術研究所 防災情報研究ｾﾝﾀｰ ｾﾝﾀｰ長 笠原敬司
〔独〕防災科学技術研究所 研究主監 石田瑞穂
〔独〕防災科学技術研究所 研究主監 藤原広行
〔独〕産業技術総合研究所 地球科学情報研究部門 研究ｸﾞﾙｰﾌﾟ長 柳沢幸夫
〔財〕日本気象協会 顧問 津村建四朗
〔独〕海洋科学技術センター固体地球統合フロンティア研究システム 領域長 金田義行
（オブザーバー）
文部科学省研究開発局地震･防災研究課防災科学技術推進室 室長補佐 田中宏明
文部科学省研究開発局地震･防災研究課防災科学技術推進室 技術参与 関口宏二
文部科学省研究開発局地震･防災研究課 地震調査官 青木重樹
東京大学地震研究所 助手 五十嵐俊博
東京大学地震研究所 産学官連携研究員 河村知徳
東京大学地震研究所 産学官連携研究員 小林欣司
東京大学地震研究所 産学官連携研究員 呉 長江
〔独〕防災科学技術研究所 関口渉次
〔独〕防災科学技術研究所 林 広樹
〔独〕産業技術総合研究所 高橋雅紀
東京大学地震研究所 事務長 渡邉隆夫
東京大学地震研究所 事務長補佐 浦 邦夫
（開会）
１．石田委員長から第４回大都市圏地殻構造調査研究運営委委員会を開催する旨の発言があった。
２．議事に先立ち文部科学省研究開発局地震・防災課防災科学技術推進室 田中宏明室長補佐の
挨拶があった。
３．事務局から配布資料確認、出欠確認があった。平田委員から本日の議題についての概略説明
があり議事が開始された。
（議事）
１．平成15年度第１回大都市圏地殻構造調査研究運営委員会 議事概要 （資料１）
配布資料に基づき前回議事概要（案）が承認された。
２．委員の確認（資料２）
平田委員から、配布資料に基づき本委員会委員の確認をおこなった。本委員会は1年の任期で
平成 16年9月まで引き続きこのメンバーで運営するご協力頂きたい旨付言があった。
３．平成１５年度の報告書の作成について（資料１１）
平田委員から、配布資料に基づき平成15年度研究成果報告書の作成日程について説明があった。
４．平成１６年度の予算・契約について（資料１２，１３，１４）
文部科学省関口オブザーバーから、配布資料に基づいて説明があった。大大特プロジェクトは
経費要求に際し特に配慮を受けており、平成16年度は研究計画第3年目の見直しの時期である
ので、十分な研究成果が上がるようにお願いしたい旨付言があった。
５．地震研共同利用・特定共同研究の公募について（資料３）
平田委員から配布資料に基づき説明があった。
６．防災研共同利用・特定課題分担研究の公募について（資料４）
伊藤委員から配布資料に基づき説明があった。
７．東南海・南海地震に関する調査研究について（資料５）
金沢委員、金田委員から配布資料に基づき説明があった。
８．平成１５年度の研究の成果および平成１６年度の研究計画について
①首都圏での弾性波探査（制御震源、自然地震）について
佐藤委員から配布資料（資料６）による説明があり、河村オブザーバー、五十嵐オブザーバー
から具体的内容について補足説明があった。
②近畿圏での大深度弾性波探査（制御地震、自然地震）について
伊藤委員から配布資料（資料７）に基づき説明があった。文部科学省田中オブザーバーから、
これまでに構造探査に対して、一部地元の方々からの質問（発破やﾊﾞｲﾌﾞﾛｻｲｽの振動や騒音な
ど）、あるいは、海上観測における地元漁協・関係機関からの質問（エアガン使用による漁業
への影響など）があった。H16年度調査研究は人口密集地帯に隣接して行なう場面が多く、
また、漁場に隣接 する海面での調査研究に際しても、調査研究をスムーズに進めるため、
事前に申し出ていただけれ ば、国土交通省などを通じて関係自治体に協力要請を行なうように
する旨説明があった。また、文部科学省青木オブザーバーから、大阪府との連携はどうなってい
るのかといった質問があった。これを受け佐藤委員から、大阪府の委員会と密に連絡をとり測線
の位置を決定した旨説明があった。また、伊藤委員から、入倉委員が大阪府、三重県の防災関係
委員会の委員長として関わりながら調整を行ない、大阪府、三重県ハザードマップへの「大大
特」成果の反映することも進めており、「大大特」と自治体双方が良い協力関係を維持し続ける
ことで対応している旨付言があった。
③大深度ボーリングについて
防災科学技術研究笠原委員、産業技術総合研究所柳沢委員から説明があった。田中オブザーバー
から質問があった。
④地震研究所における断層等のモデル化について
纐纈委員から配布資料（資料９）に基づき説明があった。津村委員から質問があった。
⑤防災研究所における断層等のモデル化について
岩田委員から配布資料（資料１０）に基づき説明があった。平田委員、関口オブザーバーから
質問があった。
９．その他
平成１６年度の国際シンポジウムについて平田委員から配布資料（資料１１）に基づき説明が
あった。これから作成する報告書をもとにして研究成果報告会を1ヶ月遅らせ国際シンポジウム
とするので、その準備を適宜進めていただきたい旨付言があった。
日時：平成16年６月２１日（月），２２日（火）
場所：地震研究所第一会議室
Strong Ground Motion Prediction and Seismic Exploration in Urban Areas（仮題）
なお、報告書の第一次原稿の取りまとめを4月10日までには済ませたいので、フォーマットに
従って作成し、提出に際しては出来るだけ小分けにして送信して欲しい旨依頼があった。また、
目次についてはH14をベースにしてあるが、各グループで協議して変更する場合は申し出て欲
しい旨付言があった。
配布資料
資料１ 第3回（平成15年度第1回）運営委員会議事概要
資料２ 委員名簿
資料３ 東京大学地震研究所共同利用
資料４ 京都大学防災研究所共同利用
資料５ 東南海・南海地震に関する調査について（金沢委員資料、金田委員資料）
資料６ 弾性波探査（制御震源、自然地震）地震研
資料７ 弾性波探査 防災研（カラー版の配布資料別途あり）
資料９ 断層等のモデル化（地震研）
資料１０ 断層等のモデル化（防災研）
資料１１ 平成15年度報告書目次（案）
資料１２ 東京大学 業務計画書
資料１３ 京都大学 業務計画書
資料１４ 防災科学技術研究所 業務計画書