3.12.8 国際共同研究

JST/JICAの「地球規模課題対応国際科学技術協力事業」として2009年度に採択されたインド共和国との防災分野での研究課題「自然災害の減災と復旧のための情報ネットワーク構築に関する研究」(日本側研究代表者:村井純(慶應義塾大学 環境情報学部 教授)、研究期間5年間)では,本センターの研究者が,地震研究所の災害科学系研究部門,地球計測系研究部門の研究者とともに,強震動,GPS,建物センサーの3つのサブグループからなる地震災害軽減グループとして活動しており,インド地球物理学研究所NGRI,インド工科大学カンプール校IIT-K,インド情報技術大学ハイデラバード校IIIT-Hなどの研究者と共同研究を行っている.2014年度は最終年度として,ハイデラバードにおいて成果報告会を実施した.また,AOGS2014(札幌で開催),AGU2014(サンフランシスコ)で,建物センサーサブグループがChandigarh市で実施している建物センサーによる地震動観測(図3.12.8)の報告を行った.