火山の噴煙やガスがどのように流れるかは、その時の気圧配置によって決まります。2000年から噴火をした三宅島は、大量の火山ガス(二酸化硫黄)を放出し、それが本州に流入して、関東から関西にかけた広い範囲で硫黄臭がしたことを記憶している方も多いと思います。三宅島の火山ガスが本州に流入した時は、日本の南方に前線が、東に高気圧があり、三宅島上空で南東の風が吹いたためでした。
さて、ご質問に対する回答ですが、日本の上空ではいつでも偏西風が吹いているわけではありません。夏季には日本のはるか北方を偏西風が流れている場合もあり、日本列島の上空で東寄りの風が吹くこともあります。
冬季は北西の季節風が卓越するので噴煙が一斉に東ないし南東にたなびくことは問題ないと思います。西にたなびくのは日本の南に台風か前線があるか、東に高気圧・西に低気圧という気圧配置になっている場合が考えられます。
現在、気象庁のホームページでは、ウィンドウプロファイラーという装置で観測した上空3kmまでの毎時間の風のデータを見ることができます。
http://www.jma.go.jp/jp/windpro/