期間限定 東京大学地震研究所 「日本沈没」と地球科学に関するQ&Aコーナー


Q102.宮城県沖地震、中越地震の際に現場にいました。大地震は似たような条件下に発生するように思われます。 <1.昼間もしくは早朝 2.晴天時> 関東大震災、阪神淡路、スマトラもそうだったと思います。単なる偶然なのでしょうか?「真夜中の雨天時」の大地震は今まであったのでしょうか?こうした研究はされているのか、知りたいです。


A102.はい、単なる偶然と区別が付かないはずです。例えば次のような例があります。これは最近話題になった地震が発生した曜日です。

 紀伊半島南東沖の地震 2004年 9月 5日(日曜日)

 新潟県中越地震     2004年10月23日(土曜日)

 スマトラ沖の地震      2004年12月26日(日曜日)

 福岡県西方沖の地震   2005年 3月20日(日曜日・祝日)

 千葉県北部の地震    2005年 7月23日(土曜日)

 宮城県沖の地震     2005年 8月16日(お盆休み)

 パキスタンの地震    2005年10月 8日(土曜日)

自然現象である地震が、曜日を知っているはずはありません。それでもこのくらい偶然が重なることはあります。ちなみに、1993年7月12日22時17分に発生した北海道南西沖地震は、奥尻島に大きな津波の被害を与えました。その日の奥尻島付近の天候は、雨量としてはほとんどありませんでしたが、雨のちくもりだったようです。