地震観測

富士川地殻変動観測所においては、設立当初の1970年4月より高感度微小地震観測を行ってきていたがその観測は一点で、かつ上下動一成分に限られていた為、観測所周辺において微小地震が発生している事はわかっていても震源決定には結びつかなかった。観測所の置かれた位置を眺めてみると、糸魚川−静岡構造線から数km、富士山や赤石岳からは約20km、そして駿河湾にも近接しており、その地学的重要性については論をまたない。従ってその周辺の微小地震活動の様子についても、大いに興味が持たれるところである。以上のような観点から、富士川地殻変動観測所では、去る 1978年6月下旬より、3点による観測を開始し、1981年1月下旬からは 5点による微小地震観測を開始した。観測方式も刻々と変わり、当初は煤書き式ドラムにて観測をしていたが、その後、長時間レコーダーに変わり、1995年9月上旬より専用回線によるテレメーター観測態勢と、同時にWINシステムによる震源決定方式と移り変わり、1997年4月から通信衛星による地震観測テレメタリングシステム に変り、2006年6月末より衛星テレメタリングシステムを終了し、ISDN・ADSL回線を使用したテレメタリングシステムに移行した。

観 測 点 名
コード
緯 度
経 度
高 さ
奥山観測点
OKY
35°13′38.14″
138°25′27.4″
620m
富士川観測所
FCO
35°13′52.32″
138°28′17.4″
140m
梅島観測点
UMJ
35°11′34.08″
138°29′52.4″
250m
元沢観測点
MOT
35°07′42.96″
138°26′20.4″
180m
大付観測点
OOZ
35°07′15.96″
138°31′18.0″
270m

2005年04月08日元沢観測点廃止。
2006年12月16日大付観測点は終了し、由比観測点に移動した。

現在の観測点配置(WGS)
観 測 点 名
コード
緯 度
経 度
高 さ
奥山観測点
E.OKY
35°13′49.87″35.23052
138°25′16.2″138.42119
620m
富士川観測所
E.FCO
35°14′08.48″35.23569
138°28′06.06″138.46835
190m
梅島観測点
E.UMJ
35°11′50.96″35.19749
138°29′32.2″138.49229
290m
由比観測点
E.YUI
35°08′08.45″35.13568
138°33′40.0″138.56111
160m

観 測 点 配 置


1990年地震活動
1991年地震活動
1992年地震活動
1993年地震活動
1994年地震活動
1995年地震活動
1996年地震活動
1997年地震活動
1998年地震活動
1999年1月〜5月
1999年地震活動 2000年地震活動(PDF)
2001年地震活動(PDF) 2002年地震活動(PDF)
2003年地震活動(PDF) 2004年地震活動(PDF)
2005年地震活動(PDF) 2006年地震活動(PDF)
2007年地震活動(PDF) 2008年地震活動

強 震 観 測

 2002年11月22日観測所敷地内に強震計(震度計)を設置しました。
これにより、富士川観測所での震度計測が出来るようになり、有感地震の際の震度問い合わせに対応が出来るようになりました。

  

 

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