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地 殻 変 動 観 測

観 測 坑 図

観測計器は非常に高感度であるため、温度変化などの影響を受けないよう地表下約100mの観測坑内に設置されている。

水管傾斜計 40m 2成分

水管傾斜計は地殻の変動に伴う土地の傾斜をU字管(連通管)の原理によって測定しようとする計器です。マイクロメーターと顕微鏡の組み合わせにより、水面の差を1μ(1/1000mm)の精度で測定する。たとえば水管傾斜計の長さを40mに取れば、0.005秒角の変動まで検出来る。また、センサーを取り付けたフロートを水面に浮かせ、土地の傾斜を電気出力に変換し、自動的に検測するタイプを自記水管傾斜計という。
読取り型水管傾斜計 (白いポット)40m 2成分
自記水管傾斜計     (透明ポット)40m 2成分
ある時期に(A)の状態だとする。h1・h2は両端の水面の高さ、その後土地が傾斜し(B)のような状態になったとすれば、両端の水面は同一水面上にあります、みかけ上(容器に対し)A端では水位が上がってh1’になり、B端では水位が下がってh2’になります。従って
θ=((h1’-h1)−(h2’-h2))/L
だけ傾斜したことがわかります。
2003年7月に、センサ部分にリニアセンサー(渦電流センサー)を用いた「震研90型水管傾斜計」を設置した
90型水管傾斜計・フロート型・読み取り水管傾斜計

土地伸縮計 40m 3成分

伸縮計は、熱膨張係数がきわめて小さい石英管を40m溶接し、一方を固定端に固定し、土地が伸縮すれば固定端と自由端の距離が変わる、石英管の長さは一定であるから、管の自由端と自由端台座とは互いにずれる事になる、このずれ x の変化を計測すれば
e=x/L
だけ伸縮した事がわかります。

(左)自由端 (右) 中間支持金具

固定端より自由端方向を見る

フロート型水管傾斜計と同様にセンサーはマグネセンサーを使用しているが、2003年11月に新たにリニアセンサー(渦電流センサー)を取り付けた。
 

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