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Hiraga Lab, Division of Earth and Planetary Materials Science, Earthquake Research Institute,The University of Tokyo

東京大学 東大 toudai東京大学地震研究所

〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1

研究内容RESEARCH

平賀研

実験室で地球内部現象を再現するには、鉱物多結晶体の合成が欠かせない。平賀グループでは、物質材料研究機構大橋氏および宇部マテリアルズ(株)佐野氏の協力のもと、様々な鉱物組み合わせの多結晶体(人工岩石試料)を作成することに成功している。開発された手法によって、これまで不可能であった、様々な形・大きさの試料が作成できる。特筆すべきことは、1)常温でも、熱収縮によるクラックが全く含まれないこと、2)残留ポアが0.1%を切るような高緻密性を持つこと、3)粒径が1ミクロンを切るような極細粒子からなることである(Fig.1-3参照)。本作成法は、小泉さんの尽力により、Koizumi et al. (2010 PCM)でまとめられた。作成された試料を用いることで、従来の合成法では困難であった、大気圧下での粒成長実験、拡散実験、クリープ実験などが可能になっている。平賀グループでは、この手法を用いて各々の実験に見合った鉱物多結晶体を作ることが多くの人の初めの一歩となる。作るということは、岩石がどうやって出来たかを物理的に体感することである。出来上がった自然の岩石をただひたすら観察するだけでは得られないセンスを磨いてほしいという願いも、 本合成を学生に勧める理由に含まれている。これを使ってこんな地質現象を再現してみたいというテーマ持込型の意欲ある学生も募集中!
高緻密極細粒鉱物多結晶体作成法の開発

将来テーマ
コアから地殻まで、地質学、岩石学、鉱物学、鉱物岩石物理学、地球化学、地震学的なもの多々あるので、興味があれば是非聞いてください。

バナースペース

平賀研究室

〒113-0032
東京都文京区弥生1-1-1
東京大学地震研究所2号館
413号室 平賀 岳彦

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