平成22年11月 1日

                平成22年度東京大学地震研究所職員研修会のご案内

平成22年度東京大学地震研究所職員研修会を下記のとおり実施いたします.皆様の積極的な参加
を期待します.なお過去の研修会の内容については,研修運営委員会のホームページでご覧にな
ることができます. http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/kenshu_iinkai/

参加者の皆様には,技術発表会への応募も募集しています.発表のテーマは,観測・実験・データ
処理などの日常研究教育業務の紹介やその成果の報告,観測方法の工夫や装置の改良など,固体
地球科学関連の大学研究機関の技術職員が参考になるものを募集しています.特に学術研究発表
や論文などには現れることが少なく,実務上欠かせない知識や経験談などを歓迎します.また、
他大学からの参加者で発表される方には、地震研から旅費を補助することも可能であることを申
し添えておきます.

期  日 : 平成23年1月24日(月) 13時15分 〜 1月26日(水) 12時

場  所 : 東京大学地震研究所

研修内容 : 技術発表会	(技術職員による発表)
         : グループ研修	(講義・実習による技能・知識の習得)
         : 特別講演	(教員による発表)
研修後のオプション
         : 地震研ラボツアー	(所内施設の見学)

日  程 :

初 日 : 技術発表会,および特別講演 特別講演1. 小原一成教授 「西南日本に発生する様々なスロー地震」 : 懇親会(オプション) 2日目 : グループ研修 下記の3項目から1つを選択(昨年度と同じ項目です) 1. 「ノイズのはなし」 講師:(株)電研精機 2. 「第二種電気工事士」 講師:藤瀧和弘氏 3. 「ネットワーク講習(入門編+α)」 講師:中川茂樹氏 3日目 : 技術発表会,および特別講演 特別講演2. 田中宏幸准教授 「なぜミュオンで火山内部を見ることができるよう になったのか?−技術論的視点からの解説−」 : 地震研ラボツアー(オプション) (職員研修会が終了し,昼食をとった後の2時間程度を予定しています)

グループ研修の概要(3項目から1つを選択;昨年度と同じ項目です) 1. 「ノイズのはなし」 講師:(株)電研精機 地球科学の中でもとりわけ地球物理学では,様々な物理量の計測をします.しかし,どんな計測 にも必ずノイズは付き物で,私たちの目から真実を覆い隠そうとするのです.そのような,良質 なデータを得るために私たちが日々格闘しているノイズの中に,電源に由来するものが少なから ずあります.今回の講習では,電源ラインから侵入するノイズの発生源と対策を,首都圏地震観 測網(MeSO-net)などを例に学びます. 2. 「第二種電気工事士」 講師:藤瀧和弘氏 たとえばアースの設置や接続工事をするにも,本当は電気工事士資格が必要であることを知って いますか? 600ボルト以下の電気配線・設置・変更工事を行える「第二種電気工事士」資格試験 の参考書を元に,筆記と実技の講習を行います.なお本講義を受けたからといって,資格試験を 受けなければならない訳ではありません.電気工事の法令や実技について興味のある方の参加も 歓迎します. 3. 「ネットワーク講習(入門編+α)」 講師:中川茂樹氏 プロトコル,IPアドレス,サブネットなどの概念についておよび通信手段の(有線LAN,無線LAN, 携帯電話,ISDN,ADSL,光ファイバー,衛星通信等々)の規格,特徴,短所と長所について講習 を受けることにより,IP接続されている観測点から収録装置までデータが流れてくるネット ワークの仕組みが一通り理解できるようにします. オプションの地震研ラボツアーについて 地震研究所ではアウトリーチ活動の一環として,一般の方々を研究所にお招きして研究所内を案 内するラボツアーを実施しています(詳しくは下記Web参照).今年度も職員研修会終了後の26日 午後13時15分頃から,同様のラボツアーを実施致します.所要時間は2時間程度です.地震研の実 験室・設備にも興味のある方は是非ご参加下さい. http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/tour/ http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/outreach/LabTour/LabTour_home.html
申込票について 職員研修会への「参加」希望者および「発表」希望者は以下の申込票に記入の上,申込みメール アドレス宛てにお送りください.なお締切日は下記の通り設定されています. 申込みメールアドレス 参加申込締切日 平成22年12月22日(水) 17:00 発表申込締切日 平成22年12月 8日(水) 17:00 アブストラクト原稿提出締切日 平成22年12月22日(水) までに地震研必着 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「参加」希望者及び「発表」希望者は,以下の申込票をメールで提出してください. 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■■ 職員研修会「参加」の申し込み票 ■■ 申し込み締切日 平成22年12月22日(水) 17:00 平成22年度職員研修実行委員会御中 職員研修会への出席を申し込みます. 受講者氏名: (e-mail: ) 所属機関名: 所属部門名: 出欠記入:( )内に,出席は○を,欠席は×を入れてください. 1月24日(月) 技術発表会(  ) 懇親会(  ) ← 参加費2,000円程度 ※注※ 1月25日(火) グループ研修(  )(1,2,3) ← 参加希望の番号のみ残してください 1月26日(水) 技術発表会及び特別講演(  ) 地震研ラボツアー(オプション)(  ) ※注※ 初日の懇親会は,18時頃から地震研1号館7Fラウンジにて立食形式で行われる 予定です. 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「発表」希望者は,以下の申込票も提出してください. 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ■■ 職員研修会「技術発表」の申し込み票 ■■ 申し込み締切日 平成22年12月 8日(水) 17:00 平成22年度職員研修会実行委員会御中 技術発表会での発表を申し込みます. 申込者氏名: (e-mail: ) (1) 発表者氏名: (注:連名の場合は,発表者の氏名の前に○を付けてください.) 所属機関名: 所属部門名: (2) 発表題目: (3) 発表希望時間:    分(質疑を含めて20分まで) ただし,発表件数が多い時には発表時間を短縮していただく場合があります. (4) 発表の概要: (5) 発表に必要な機材の要望: (OHP,マルチメディアプロジェクタ等.ノートPCは用意してあります.) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「発表」希望者は,アブストラクト原稿の提出も必要です. 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・ アブストラクト原稿提出締切日 平成22年12月22日(水)までに地震研必着 ・ 発表希望者は,原稿ファイルを申込みメールアドレス宛てにお送りいただくか, 原稿を下記提出先までご郵送下さい.なおメールで提出される場合は,Microsoft WordやPDFなど,標準的なファイルフォーマットでの提出をお願いいたします. 申込みメールアドレス 郵送での提出先 〒113-0032 東京都文京区弥生1-1-1 国立大学法人東京大学地震研究所 技術部技術開発室 内田 正之 TEL 03-5841-5822,FAX 03-5841-5743 ・ 原稿はA4で2枚までです.左綴じにしますので,左余白を2.5cm空けてください. 原稿のレイアウトに関しては特に決まりはありませんが,下記Webにあります昨 年度の職員研修会アブストラクト集を参考にして下さい(約2.2MB) http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/kenshu_iinkai/record/h21/AbstractBrochure_v7_201001111.pdf ・ 提出された原稿は返却致しませんのでご了承ください.