(上空からの観察に基づいて金子隆之が作成した図です)
【簡単な解説】
噴煙活動は南側にできた火口から連続的に起こっている。カルデラの南半分は崖錐(テーラス)と噴出物が堆積し、南ほど高くなっている(コーンができている)。カルデラ底の北端には水が溜まって池ができている。そこに向かって泥流が流れ込んだ跡が認められる。
カルデラの輪郭は9月に入って変化ないが、カルデラの北壁の小崩落が9月下旬に入って再び見られるようになってきた。また、9月中旬から一旦止まっていた火山灰噴煙は24日頃から断続的に観察されることがある。