第2回 海溝型地震調査研究運営委員会議事次第
日 時 平成19年3月20日(火) 13時30分−17時30分
場 所 東京大学地震研究所1号館 会議室
議 題 (資料番号)
T.全体計画について(文部科学省)
U.海底地殻変動観測の高度化(報告)
1.セミリアルタイム海底地殻変動連続観測に向けたシステム開発(藤本)
(海底地殻変動18-2-1)
2.海底GPS観測システムにおける繰り返し測位精度の向上と広域多点観測の推進(安藤)
(海底地殻変動18-2-2)
V.東南海・南海地震に関する調査研究−予測精度向上のための調査研究−
1.プレート形状等を把握するための構造調査研究(金田)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要 (東南海・南海18-2-1)
2.より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究(金沢)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要 (東南海・南海18-2-2)
2-1.想定震源域および周辺における地殻構造と地震活動の対比等に関する研究(清水)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(東南海・南海18-2-3)
3.その他の調査研究
気象庁、海上保安庁、国土地理院、防災科学技術研究所
(東南海・南海18-2-4)(機関名)
4.その他
W.日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震に関する調査研究
1.より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究(金沢)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-1)
1-1.プレート境界及びその周辺域の3次元地殻不均質構造の推定(長谷川)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-2)
1-2.アスペリティ周辺の地震活動の特性に関する研究(高波)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-3)
2.過去の地震活動などの調査(海野)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-4)
3.広帯域高ダイナミックレンジ孔井式地震計の開発(小原)
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-5)
4.その他の調査研究
気象庁、海上保安庁、国土地理院、防災科学技術研究所
(日本海溝・千島海溝18-2-6)(機関名)
5.その他
(b) 第2回 海溝型地震調査研究運営委員会 議事録
1.日 時 平成19年3月20日(火) 13時30分−17時30分
2.場 所 東京大学地震研究所1号館 会議室
3.出席者
委員長 本蔵 義守 東京工業大学副学長
委員長代理 金沢 敏彦 東京大学地震研究所教授
委 員 海野 徳仁 東北大学大学院理学研究科教授
小原 一成 防災科学技術研究所地震研究部副部長
金田 義行 海洋研究開発機構海底地震津波ネットワーク開発部部長(代理出席:藤江剛 海洋研究開発機構地球内部変動研究センター研究員)
高波 鐵夫 北海道大学大学院理学研究院助教授
長谷川 昭 東北大学大学院理学研究科教授(代理出席:日野亮太 東北大学大学院理学研究科助教授)
清水 洋 九州大学大学院理学研究院教授
安藤 雅孝 名古屋大学大学院環境学研究科教授(代理出席:田所敬一 名古屋大学大学院環境学研究科教授代理)
谷岡勇市郎 北海道大学大学院理学研究院助教授
藤本 博巳 東北大学大学院理学研究科教授
津村建四朗 地震予知総合研究振興会地震防災調査研究部副首席主任研究員
関田 康雄 気象庁地震火山部管理課地震情報企画官
橋本 学 京都大学防災研究所地震予知研究センター教授
畑中 雄樹 国土交通省国土地理院測地観測センター国土交通技官
平田 直 東京大学地震研究所教授
松本 良浩 海上保安庁海洋情報部技術・国際課海洋研究室主任研究官
堀 貞喜 防災科学技術研究所地震研究部部長
オブザーバー小河原隆広 文部科学省地震・防災研究課地震調査官
齋藤 祥司 気象庁地震火山部地震予知情報課調査官
白土 正明 気象庁地震火山部地震予知情報課調査官
田中 昌之 気象庁地震火山部地震津波監視課調査官
山崎 明 気象庁気象研究所地震火山研究部主任研究官
篠原 雅尚 東京大学地震研究所助教授
酒井 慎一 東京大学地震研究所助教授
中塚 数夫 東京大学地震研究所事務長
中村 透 東京大学地震研究所研究協力係長
中東 和夫 東京大学地震研究所研究員
桑野亜佐子 東京大学地震研究所研究員
志賀 恵子 運営委員会事務局
4.議 題 (資料番号)
T.全体計画について(文部科学省)
U.海底地殻変動観測の高度化(報告)
1.セミリアルタイム海底地殻変動連続観測に向けたシステム開発
(海底地殻変動18-2-1)
2.海底GPS観測システムにおける繰り返し測位精度の向上と広域多点観測の推進
(海底地殻変動18-2-2)
V.東南海・南海地震に関する調査研究−予測精度向上のための調査研究−
1.プレート形状等を把握するための構造調査研究
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要 (東南海・南海18-2-1)
2.より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要 (東南海・南海18-2-2)
2-1.想定震源域および周辺における地殻構造と地震活動の対比等に関する研究
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(東南海・南海18-1-3)
3.その他の調査研究
気象庁、海上保安庁、国土地理院、防災科学技術研究所
(東南海・南海18-2-4)
4.その他
W.日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震に関する調査研究
1.より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究
今年度計画実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-1)
1-1.プレート境界及びその周辺域の3次元地殻不均質構造の推定
今年度計画実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-2)
1-2.アスペリティ周辺の地震活動の特性に関する研究
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-3)
2.過去の地震活動などの調査
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-4)
3.広帯域高ダイナミックレンジ孔井式地震計の開発
今年度実施状況および成果の報告、来年度計画の概要
(日本海溝・千島海溝18-2-5)
4.その他の調査研究
気象庁、海上保安庁、国土地理院、防災科学技術研究所
(日本海溝・千島海溝18-2-6)
5.その他
X.その他
5.配布資料
運営委18-2-1 海溝型地震調査研究運営委員会 座席表
運営委18-2-2 海溝型地震調査研究運営委員会 出席者一覧
運営委18-2-3 海溝型地震調査研究運営委員会 議事次第
運営委18-2-4 平成18年度第1回日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震に関する調
査研究 運営委員会 議事録 (案)
(海底地殻変動)
海底地殻変動18-2-1 セミリアルタイム海底地殻変動連続観測に向けたシステム開発
海底地殻変動18-2-2 海底GPS観測システムにおける繰り返し測位精度の向上と広域
多点観測の推進
(東南海・南海)
東南海・南海18-2-1 プレート形状等を把握するための構造調査研究
東南海・南海18-2-2 より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究
東南海・南海18-2-3 想定震源域および周辺における地殻構造と地震活動の対比等に関する研究
東南海・南海18-2-4 自己浮上式海底地震計のデータを用いた震源決定(気象庁)
潮岬沖海域における海底地殻変動観測 (海上保安庁)
南海トラフおよび日本海溝・千島海溝沿いのGPS連続観測点設置計画等について (国土地理院)
(日本海溝・千島海溝)
日本海溝・千島海溝18-2-1 より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究
日本海溝・千島海溝18-2-2 プレート境界及びその周辺域の3次元地殻不均質構造の
推定
日本海溝・千島海溝18-2-3 アスペリティ周辺の地震活動の特性に関する研究
日本海溝・千島海溝18-2-4 過去の地震活動などの調査
日本海溝・千島海溝18-2-5 広帯域高ダイナミックレンジ孔井式地震計の開発
日本海溝・千島海溝18-2-6 自己浮上式海底地震計による観測(平成18年度の実績と
平成19年度の計画) (気象庁)
広帯域高ダイナミックレンジ孔井式地震計の開発
(防災技術研究所)
宮城県沖海域における海底地殻変動測 (海上保安庁)
南海トラフおよび日本海溝・千島海溝沿いのGPS連続観測点設置計画 (国土地理院)
議事概要
委員の出欠席ならびに配布資料を確認した。委員長本蔵の下、議事を進行した。
T.全体計画について(文部科学省)
小河原地震調査官より、成果報告書の作成方法についての説明があった。
U.海底地殻変動観測の高度化(報告)
1.セミリアルタイム海底地殻変動連続観測に向けたシステム開発
(東北大学大学院理学研究科)
これまでの成果として、名古屋大、東北大、海上保安庁海洋情報部の熊野灘と宮城県沖の観測点での解析結果が紹介された。海底地殻変動観測の精度向上への取り組みとして、解析手法による音速構造の精度の向上、トランスデューサーが動揺することによる影響の除去について報告された。セミリアルタイム連続観測のための係留ブイでの観測法開発では、音響測距装置の自動計測システム開発・GPSと音響装の省電力化と電池駆動について平成18年度は開発を行い、平成19年度はその試験観測と、GPS測位・動揺観測装置の試験観測を実施することが説明され、了承された。局所的な海底地殻変動のリアルタイム連続観測として、海底―海底測距システムの開発中であることが報告された。
2.海底GPS観測システムにおける繰り返し測位精度の向上と広域多点観測の推進
(名古屋大学大学院環境学研究科)
平成18年度は同一海底局の繰り返し観測を熊野灘で6回、駿河湾で5回実施したことが報告された。平成16年からの繰り返し観測数は熊野灘で計9回、駿河湾で計14回となり、陸と整合性のある結果が得られていることが報告された。また、高精度セミリアルタイム観測・解析手法の開発に関しては、RTK測位実験による結果と、広範囲での音響測距データの確保のための船上局改良、海中音速構造の時間変化測定、三重県沖の水産庁ブイ利用の検討などについて報告された。
V.東南海・南海地震に関する調査研究−予測精度向上のための調査研究−
1.東南海・南海地震に関する調査研究 (海洋研究開発機構)
平成18年度は広角反射・屈折法構造調査を志摩半島沖で実施し、現在解析中であることが報告された。平成16年度に実施した紀伊半島沖分岐断層周辺の構造探査の走時トモグラフィ結果と、分岐断層周辺の速度構造についての波形記録を用いた振幅解析の結果について報告された。平成17年度に志摩半島沖で実施された地震観測の震源決定結果と、3次元MCS探査の解析結果について報告された。平成19年度実施予定の志摩半島沖東側での構造探査について説明され、了承された。
2.より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究
今年度計画、実施状況、および成果の報告 (東京大学地震研究所)
平成18年度は平成17年度に設置した長期観測型海底地震計を回収し、観測継続のため25台を、トラフ軸近くまで観測域を拡大して設置したことが報告された。同時に浅部構造解析のためのエアガン発震を行い、解析を行った結果が紹介された。また、平成17年度から引き続き震源決定を行い、これまでの解析結果がまとめて報告された。平成19年度はトラフ軸付近における地震観測を継続して行う計画であることが説明され、了承された。
2-1.想定震源域および周辺における地殻構造と地震活動の対比等に関する研究
(九州大学理学研究院)
平成18年度は、想定震源域における地震データの収集と処理を東京大学と分担して実施したこと、想定震源域において発振機構解と応力テンソルインバージョンにより応力場の推定を行ったことについて報告された。平成19年度は、データ収集と応力テンソルインバージョン解析を継続し応力分布を推定すること、重力異常及び速度構造から想定震源域の密度構造を推定すること、推定した応力分布と地震活動、地殻構造と比較し海陸プレート間の固着に関する知見を得ることが説明され、了承された。
3.その他の調査研究
3−1.自己浮上式海底地震計のデータを用いた震源決定 (気象庁)
平成18年度は潮岬南方沖、熊野灘東方沖においてそれぞれ海底地震計12台による観測が実施されたことが報告された。平成19年度は、高知沖、潮岬南方沖での観測を予定していることが説明された。
3−2.潮岬沖海域における海底地殻変動観測 (海上保安庁)
平成18年度は室戸岬沖、潮岬沖、東海沖において海底地殻変動観測を1回ずつ実施したこととその結果が報告された。
3−3.南海トラフ沿いのGPS連続観測点設置計画等について (国土地理院)
平成18年度は三重県にGPS連続観測点2点が設置され、運用開始に向けて調整中であることが報告された。平成19年度はGPS連続観測点2点の設置を予定していることが説明された。
3−4.防災科学技術研究所
南海トラフ周辺で多く観測される低周波地震に対する新規モニタリングシステムの導入、解析システム(SPAシステム)の構築への取り組みが報告された。平成18年度は四国西部・三重において稠密機動観測を実施したことが報告された。また、相似地震モニタリングシステムの構築への取り組みについて報告された。
4.その他
なし。
W.日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震に関する調査研究
1.より正確な地震活動を把握するための海底地震観測研究 (東京大学地震研究所)
平成18年度の観測については、根室沖に平成17年度に設置した長期観測型海底地震計30台の直上でエアガン発震を実施しその後地震計を回収したこと、三陸沖東部において長期観測型海底地震計42台を設置し現在観測を継続中であること、またそれぞれの解析結果について報告された。
平成19年度は、三陸沖東部の海底地震計42台の回収、三陸沖中部・南部において49台を設置、観測開始を予定していることが説明され、了承された。
1-1.プレート境界及びその周辺域の3次元地殻不均質構造の推定
(東北大学大学院理学研究科)
平成18年度は、平成17年に実施した青森沖の観測記録と1995年三陸はるか沖地震余震観測記録を併合したトモグラフィ解析を行ったことと、その解析結果が紹介された。また、2003年十勝沖地震については、GPSおよび相似地震解析により求めたすべり量分布をもとにDCFFを計算した結果、余効すべりを考慮した場合が本震時すべりのみを考慮した場合よりも5倍大きく、2004年釧路沖地震発生に影響を与えた可能性があることが報告された。
平成19年度については、平成18年度に設置した三陸沖北部の長期観測型海底地震計の回収、そのデータの処理および解析を行うこと、三陸沖南部での長期観測型海底地震計観測網の構築を東大地震研と北大との共同で実施すること、三陸沖北部および根室沖で平成18年に回収した海底地震計の記録を用いた3次元地震波速度構造の推定を行うこと、また引き続き相似地震解析によるプレート間結合度の時空間分布の情報の抽出を試みることが説明され、了承された。
1-2.アスペリティ周辺の地震活動の特性に関する研究
(北海道大学大学院理学研究院)
平成18年度は東経141度-144度、北緯40-43.5度の領域に含まれる1996年から2006年までに発生した地震についてZ値を求めた結果が報告された。海底地震計で記録された地震を解析に用いるためのマグニチュード補正値の検討を行ったことが報告された。平成19年度は、平成18年度に設置した三陸沖北部の長期観測型海底地震計直上でのエアガン発震と海底地震計の回収および検測作業(東大、東北大学と協力して行う)、宮城県沖での地震計の設置、各調査会域での海底地震計で記録された地震のマグニチュードの検討とZMAPの高度化について取り組むことが説明され、了承された。
2.過去の地震活動などの調査 (東北大学大学院理学研究科)
平成18年度は、1920年〜1935年の国立天文台の大森式地震計のすす書き記録紙、東京大学地震研究所筑波観測所のHES型地震計の1973〜1977年フィルム記録、京都大学防災研究所阿武山地震観測所のウィーヘルト記録を撮影した1929〜1954年マイクロフィルム、北海道大学理学部浦河観測所のMESフィルム記録のうち1968年十勝沖地震の前後1年間のスキャン作業を実施し、DVD-Rへの保存作業を実施中であることが報告された。また、過去の地震記録紙データベース作成の準備のためのスキャン画像ファイルの圧縮方式について検討中であることが報告された。平成19年度は、東京大学地震研究所筑波地震観測所の1979年以降のフィルム記録、国立天文台の1938年以降のすす書き記録紙、京都大学阿武山観測所の1955年以降のウィーヘルト地震計すす書き記録フィルム、北海道大学浦河観測所のMES型地震計による1973年根室半島沖地震の本震及び余震の波形フィルム記録、東北大学向山観象所の1914年以降のすす書き記録紙のスキャン作業を実施し、DVD-Rに焼き付ける作業を行うことが説明され、了承された。また、スキャンした地震波形記録を利用するためのデータベースの試行版の製作に取り組むことが説明され、了承された。
3.広帯域高ダイナミックレンジ孔井式地震計の開発 (防災科学技術研究所)
平成18年度は広帯域高ダイナミックレンジ孔井式地震計の計測の安定性を向上させるための改良を行ったことが報告された。平成19年度は、横坑においての長期観測を継続して実施し、他の地震計との比較データを取得し、高感度加速度と強震計について改良試作機を作成することが説明された。
4.その他の調査研究
4−1.自己浮上式海底地震計による観測(平成18年度の実績と平成19年度の計画)
(気象庁)
平成18年度は宮城県沖において、4月から7月、7月から10月の2回に分け海底地震計11台を用いた観測が実施されたことが報告された。平成19年度は、宮城県沖で5月から7月、7月から10月の2回、三陸沖で平成20年2月から5月までの観測を行うことが説明された。
4−2.宮城県沖海域における海底地殻変動観測 (海上保安庁)
2005年8月16日の宮城県沖地震発生領域において、平成18年度は7、8、12月に海底地殻変動観測を実施したことが報告された。また、同観測点において平成14年以降に行われてきた観測結果と比較すると、地震発生前は太平洋プレートの沈み込みの影響による変動が検出されていたが、地震発生後も同様の傾向であり、顕著な変動がみられなかったことが報告された。
4−3.日本海溝・千島海溝沿いのGPS連続観測点設置計画等について (国土地理院)
平成18年度は宮城県から福島県にかけてGPS連続観測点6点を設置し、運用を開始したことが報告された。平成19年度には、日本海溝沿いに7点程度の設置を計画していることが説明された。また、平成18年9〜11月に、仙台市から牡鹿半島にかけての水準測量が実施されたことが報告された。
5.その他
なし。
X.その他
・平成18年度第1回海溝型地震調査研究運営委員会議事録(案)が承認された。
・来年度日本海溝・千島海溝の観測計画の変更について:日本海溝・千島海溝周辺の海溝型地震に関する調査において、福島・茨城沖を予定していた平成19年度の観測を、宮城県沖に変更することについて説明され、了承された。
・文部科学省より、成果報告書の締め切りは4月27日であることが説明された。
・来年度の委員について 名古屋大学安藤教授が平成18年度で定年退職のため、田所助教授が引き継ぐことが説明され、了承された。