動画

■Messages from the volcanoes-火山噴火の解明を目指して-

日本には多くの火山があります。火山はきれいな景色や温泉などの恵をもたらしますが、噴火により大きな災害を引き起こすこともあります。火山噴火がどのようなメカニズムで発生するかを明らかにして、噴火に備えることは大切です。  この動画では、火山噴火を解明するために、どのような研究が行われているかを紹介します。観測からマグマの動きを探るとともに、噴出物を分析することによりマグマが地下からどのように上がってきたかを推定することができます。様々な研究手法により、霧島新燃岳の噴火過程を総合的に解明していく様子を説明しています。また、これまでにどのような噴火があったかを調べることが、将来の噴火に備えるために重要であることも紹介しています。  火山研究がどのように行われているか、研究から何がわかるかを知っていただければと思います。

東京大学地震研究所広報アウトリーチ室

 

■西之島上陸調査(2016年10月)
2013年11月から活発な噴火活動が続いていた小笠原諸島の西之島に,噴火活動が沈静化した2016年10月に地震研究所を中心とする研究チームが上陸調査を行いました。

■Waves from the underground-地震観測について-
地震国日本では、地震に関する情報がよく流れています。
地震が起これば、震度や震源の情報がすぐに流れます。大きめの地震であれば、緊急地震速報や津波に関する情報も出されます。また、地震についての研究成果もしばしば報道されます。
このような情報のもととなる地震の観測が、どのように行われているかを知っている方は少ないのではないでしょうか。この動画では、大きな地震が発生し、その余震観測を行う場合を例にとり、地震観測の準備から、地震計の設置、地震データの収集、データ解析に基づく地震の研究、といった一連の流れを説明しました。
定常的な観測点での地震観測、海や火山での地震観測は、ここで紹介したものと異なる点は多くありますが、その目的には大きな違いはありません。
地震の観測や研究を行っている技術者や研究者は、どのような活動をし、何を目指しているかを知っていただければと思います。

東京大学地震研究所広報アウトリーチ室 室長 加藤尚之

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地震研ビデオ 地震観測について waves from the underground 
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