現在特に力を入れている研究テーマは:
(1)地球内部を覗く:
星の瞬きを見て宇宙に思いをはせるように,
地震波の揺らぎから地球内部に思いをはせるという世界.
深部の不連続面の地震学的な性質を明らかにし,
地球のダイナミクスを考える,などなど...
夢見がちな人大歓迎.
(関連解説記事:
「
地球深部望遠鏡としての日本列島
」;
「
見えてきた地球中心核の不均質構造」)
★最近の中心テーマ:
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太平洋アレイ
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地球内部への水輸送の定量化
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スタグナント・スラブのダイナミクス
(2)フロンティア観測 <<海の底から,地の果てから>> 地球内部を覗く:
研究室で待っているだけでは観たい地球は見えません.
内モンゴル(中国東北部)や深海底に新しい観測網をつくって,
誰もが知りたがっているけれど,誰も知らないこと の答えをさがします.
向こうみずな人大歓迎.
(関連解説記事:
「 海底に巨大ミルフィーユ」,
「フロンティア地球観測」)
★最近の中心テーマ:
-「ふつうの海洋マントル」プロジェクト
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NECESSArray計画:中国大陸からみる地球内部ダイナミクス
-「プレートの底」の話
(3)地球活動のモニタリング: 地球は“生きて”いる.
その現われである「地震」を解析し,
地球の動的状態の「今」を把握する.地震を起こす原因には,
(弾性歪みエネルギー・重力エネルギー・応力勾配)の解放があり,
普通の「断層運動の地震」はその一部にすぎない.関東・日本・海半球・全地球の
異なったスケールのネットワークの波形データをリアルタイムにモニターし,
地球の中で何が起こっているのか,その今を知る.
様々なスケールでの地球活動の
リアルタイム・モニタリングは原理的に可能である.
今に興味のある人大歓迎.
★最近の中心テーマ:
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GRiD MT
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南海道NECESSArray
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Realtime Back Projection
(4)
青い地球の地震学
:
いわゆる地震学は,地球の固体部分に焦点をあて,固体の振動(地震波)を
解析することで,地震破壊の様子や地球の内部構造を明らかにする研究分野です.
しかし大気や海洋の運動が地球を常に揺らしているという「地球常時自由振動」が
日本の研究者によって発見されるにつけ,流体地球(海洋・大気・電離層)を
含む全地球("青い地球")を地震学の研究対象にすべく新たな試みが始まっています.
未知を目指す人大歓迎
★最近の中心テーマ:
-地震以外の“揺れ”から探る地球内部構造
(5)地震波で火山も覗く: 長いこと地震の波ばかり見てきたせいか,
火山活動が励起する地震波の不思議さに魅せられ,この10数年火山での観測を行っている.
今までのふつうの観測と違う点は,長周期(> 1秒)の波も観測できる「広帯域地震計」を
使った観測であること.このような地震計を使うととんでも無いものが見えたりする.例えば,
桜島で火山の観測をしていたら
阿蘇山の活動が見えた!
阿蘇山での観測は,現在も続いている.
阿蘇山や他の火山で観測をしたい人大歓迎.
★最近の中心テーマ:
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火山流体のモニタリングと深部マグマ上昇メカニズムの解明
(6)ピーナッツの地球科学への応用: ユーモアのある人大歓迎
(7)
指導学生