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設置テスト案 by Tanaka (2008/03/25)


まず,「樽」ですが,これはプラスチックドラム缶を手配しました. サイズは外寸,直径588mm,高さ883mm,容量200リットルです. 中国では底を切り落としてつかったそうです. 実物の取り回しは,納品が間に合って, 4/7の作業の後に時間的余裕があれば皆さまと検討したいと考えています.


セメントですが,中国では砂利を混ぜず,セメント1,砂1.5の割合のモルタルを 厚さ10cmで穴の底を敷き詰めて,ドラムを埋め込んで, さらにドラム中に厚さ5cm分を追加しています.

小諸では,用意していただく穴に対して図(左:断面図,右:平面図)のように 1m ×1mにモルタルを敷き詰め, 残りの0.5m×1mは作業スペースとして残しておこうと考えています. セメントの混合比ですが,これはホームセンターで入手しやすい生コン(セメント1,砂2) を使おうと思います. ホームセンターで調べた限りでは,25kgの生コン1袋は15リットルに対応します. 穴一つに対し,1m x 1m x 0.1m で100リットル,ドラム缶の穴に注入する分は 約1リットルに相当すると 見積もられますので,25kgの生コンが7袋,穴は二つなので,14袋必要となります.

添付の図では地震計も設置した後のレイアウト案を示しています(薄い水色の枠がドラム缶, その上の白い四角は発泡スチロールを表します)が, セメント打ち当日はドラム缶を据え付けるとこまで 行いたいと考えています.図に記しましたドラム缶底部には, ドラム缶がセメントの底まで達してしまわない ようなスペーサーが必要かと思われます.5cm程度の角材を適当に配置するのが良いかと考えました.

なお,セメント周りに関しては同じものを二つ作りますが, 宮川さんと相談して,ドラム缶や地震計の周囲 をウレタンで充填するものとしないものを用意して, ノイズに違いが出るか比較してみようと考えています.



ドラム缶のカット (2008/04/07):