4月9日(月)の三宅島の様子

観測ヘリ:警視庁航空隊おおとり6号.

観測者:大野、宮城(産業技術総合研究所、元地調)

観測時間:10時50分-11時15分

撮影:大野


1 | 2 | 3

4 | 5 | 6

写真1:北側斜面の泥流.泥流は貯水池に流れ込んだ後,一部がオーバーフローして一周道路まで達している.道路や家屋に被害は与えていない.

写真2:北北東斜面の泥流.写真中央,やや下よりの位置に,灰色がかった泥流堆積物がたまっている.一部は一周道路にまで達しているが,被害はなさそう.

写真3:東側斜面の泥流(白矢印の先.ちょっとわかりにくい).三池集落の上流に泥流堆積物を確認したのは初めて.泥流堆積物の堆積範囲は,北側および北北東斜面のそれらに比べて狭く,また標高も高い.

写真4:太路池西の泥流.昨年秋に発生した泥流によるこの地点の一周道路の寸断は深刻.

写真5:西側斜面を流れる青みがかった硫酸ミスト.

写真6:太平洋上を流れる硫酸ミスト.御蔵島に向かう途中に観察したもの.三宅島からは数キロ離れていると思われるが,青みがかり具合はほとんど減衰していないように見える.この中を通過すると,刺激臭を感じる.


戻る