6月1日(金)の三宅島の様子

観測ヘリコプター:東京消防庁かもめ

観測者:下司(東大地震研),石塚(産総研)

観測時間:9時46分-10時13分

撮影:下司      写真の無断流用厳禁


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(写真説明)

1 南側から見た噴煙.ほとんど真横にたなびく.

2 噴煙の出始め部分を高度5500ft付近から見下ろす.モコッとした白煙塊が間欠的にゆっくりと上昇してくる.カルデラ内部は雲によって隠されている.

3 噴煙はカルデラ縁から1kmほど下流に流されると,白色の水蒸気部分が消滅し,青白いガスのみが残る.

4 火山ガスはさらに海上を漂ってゆく.20km以上遠方まで視認できる.

5 空港を横切る火山ガス.ガス分布域の境界ははっきりしていて,向こう側はほとんど見えないほど濃いガスが流れている.今日,三池付近では10ppmの二酸化硫黄を検出とか.

6 カルデラ東リムを東から見る.

7 カルデラ東リム.カルデラリムを乗り越える気流によって運ばれた噴煙がリムのところで水蒸気の凝縮によって白色化している.

8 坪田集落の一部.建物や植物に目立った被害は見られない.

9 阿古集落の一部.こちらも目立った被害は見られない.

10 地獄谷上部,標高500m付近.緑色の部分が目だって広がってきている.


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