11月29日(水)火口観察

(金子撮影)


観測したヘリコプター:警視庁(おおぞら 2号機 JA9678) 

観測者:金子,川辺(地調)

観測時間:10時10分〜10時33分

(観測の概要)

噴煙は海抜1500m付近.色は白で,一旦南西に流されたあと,上空で東へ.ガスはそのまま南西へ向かい,椎の木ランド貯水池北側から新鼻の間あたりを漂っている.主火口以外からの噴煙の放出はやや低下(?).主火口下の小火口周辺のイオウも良く見える.カルデラ内部の基本的な状況はこれまでと同じ.カルデラ壁は全体に黒っぽく,新しい崩壊はない模様.

北側より撮影.一旦南西に向かった噴煙が,上空で東に流されている.

 

北東から見たカルデラ内。手前のスオウ穴の奥部が崩落に次第にえぐられてきた(11月6日頃)。ケチャップ色の溜り水がカルデラの中に流れ込むのも時間の問題か?

 

北側から見たカルデラ床.11月上旬以降,大きな変化はない.

 

北東側から見たカルデラ床.

 

東側から見たカルデラ床

 

1535年の割れ目火口付近(カルデラの南東側外斜面).

 

カルデラ内の主火口クローズアップ(ピンぼけ!).

 

ガスに煙る阿古.北側から撮影。


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