2001年12月5日(水)の三宅島の様子

観測ヘリ:東京消防庁ヘリ「つばめ」 

観測者:大島

観測時刻 10時00分 〜 11時45分

撮影者:大島 治


写真説明

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1。北から見る三宅島。白色噴煙が高度900〜1200m程度の雲を貫いて約1700mまで上がり、北東にたなびいている。

2。北東海上5マイルより。

3。西北西から見る。白色噴煙は北へ、ガスは北西〜西カルデラ縁の低みから漏れだし、旧カルデラ内の西斜面にひろがっている。

4。西側から見るカルデラ底。01年8月から存在し続けた北池が殆ど埋没した。北壁が崩落して新たな大型崖錐ができている。

5。西側から見る火口とカルデラ底。噴煙活動は主に南東寄り火口。手前に西池(黒池)。前方に以前の岩なだれの跡。

6。カルデラ南西縁。右上に雄山林道最終カーブ、その先、カルデラ縁の地割れ(亀裂)は不変。

7。南東から見るカルデラ東半。ガスは北西側に漏れ出し、東側は珍しくクリアー。

8。南東から見るカルデラ底。画面右端の北池のあった位置に崖錐堆積物がひろがっている。北池埋没、背後の北壁には崩壊の跡が。この崩落でカルデラ底中央部の起伏も変わった。

9。北東から見る火口付近。左手前に以前の岩なだれの跡、火口丘(火砕丘)東に明瞭だったクレバスは殆ど埋まっているが、列状の噴気がその名残をとどめている。


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