3月7日(水)FLY-29 ヘリコプター:警視庁(おおとり8号) 搭乗者:金子,中野(地調) 三宅島が雨との情報があり,様子見のため待機.結局,万が一の可能性に賭け,9時 30分に出発と決心する. 午前9時38分,東京ヘリポートを離陸. 三浦半島付近で白波が見える(写真1).向 かい風のため1時間以上かけて,三宅島にたどり着く(10時44分). 三宅島の標高500より上の部分は,すっぽり雲も覆われて,カルデラ縁,内部を全く 観察することはできない.予想通り,雨も降っている. 神着から島の西側を南へ飛ぶ.こちらの側も雲が厚い(写真2).新澪池で反転,同 じコースを戻り,島の北側を観察する. 島下付近で,赤場暁〜三七山の周辺をガスが流れ下っている(北東方向)のを確認. これより先へ進むことは困難と考え,観測を終了とする(10時59分). 帰路は,向かい風に乗り,250km/hで飛ぶ! 途中,油壺上空で,マンションと洞窟の現場検証に立ち会う (T_T)(写真4). 10時10分,東京ヘリポート到着. 横風に煽られ,体調絶不調. (金子) -------------------------------------------------------- 写真1 三浦半島付近.白波が立っている. 写真2 三宅島の標高500mより上の部分は,すっぽり雲も覆われている.(伊ヶ谷 付近) 写真3 雨に煙る阿古. 写真4 平和な海辺が...マンションは左端の白い建物.洞窟は中央やや左手.