12年10月05日(木) 観測時間 9時41分 〜 10時20分 搭乗時間 9時03分 〜 11時15分 (搭乗ヘリ機種:木更津,陸上自衛隊 クル−4名 芹口機長) 観測者 大島  治    (東大) 山崎 貴之    (気象庁) 津久井 雅志   (千葉大) 天候:くもり   9時03分,木更津,陸上自衛隊離陸. 9時20分にあと20分で到着予定 との連絡.高度500〜1500mには雲がかかり,ヘリはその中〜上を飛行. 三宅島がどこかわからない.気がついた時には湯の浜港沖であった. 雲はところどころ入道雲のように高いところがある.噴煙が雲を突き 抜けてその上まで上がっているのかも知れないが,良くわからない.  ヘリは沖から赤場暁上空へ達した後,海岸に沿って坪田まで南下, 左旋回後,海岸に沿って反時計回りに伊ケ谷まで飛行.旋回し,時計 回りに海岸沿いを大路池まで飛行.左旋回して,一旦沖を通り北上, 三宅空港上空をもう一回旋回して,10時20分観察終了.飛行高度200 〜300m?で観察.離脱.11時15分着陸.  視程はよくない.  青白いガスは南西に向って流れる.大路池より西側でイオウ臭あり.  泥流跡,水溜まりは,空港駐車場付近の都道,三七山南端,赤場暁, 釜の尻など.  伊ケ谷港東側崖の崩落による海水変色確認した. (津久井 雅志)