2012.10.01(月)
09.29(土)に地域の自治会主催のセミナー「首都圏および東葛地域の地震について」をおこなった(レジュメPDF).約150名が狭い部屋を埋め尽くす盛況で,終わったあと質問も多数出た.
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2012.09.02(日)
今朝の毎日の一面に纐纈一起さんの記事が出た.3.11からの心情をつづったかなりリアルな記事だ.
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2012.09.01(土)
南海トラフ超巨大地震とその被害想定のばかばかしさをなんと言えばいいのだろう.このような想定を出す以上,学問的な根拠がなければならない.湖に残されている津波堆積物が一つの根拠となっているようだが,津波堆積物の厚さは,当時の海況(高潮など),土手の高さ,湖への水路などにもよる.堆積物の厚さから地震の大きさを確定することは難しい.
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2012.08.11(土)
Earth Sci. Reviewに投稿していたプレート境界生成論文の改訂をよやく終え,火曜日早朝投稿した.
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2012.06.02(土)
Earth Sci. Reviewに投稿していたSteve Kirbyと共著のプレート境界生成論文のreviewがなんと2年たって返ってきた.Refereeがなかなか見つからなかったという言い訳がしてあったが,ちょっと信じがたい話である.しかし今まで催促しなかった私も悪くはある.
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2012.05.26(土)
昨日は地球惑星科学連合大会の東北日本沖地震とプレート収束帯の変形運動のセッションに出た.最終日のせいか,入りはいまいちでポスターセッションも少なかった.
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2012.05.24(木)
幕張メッセで開かれている地球惑星科学連合大会に出た.海溝系巨大地震のセッションに出たが,東北日本沖地震関連の発表も多く,盛況だった.会場の外やポスターセッションではかなりの人と会って話し,情報交換し有益だった.会った何人かの人に私の南海トラフ巨大地震論文を読んだか聞いてみた.読んでいない人がほとんどだったのには驚いた.中には単なるレビュー論文と思っていた人もいた.
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2012.05.21(月)
地震学会発行の「地震学の今を問う」という論文集を読んだ.これは東北日本沖地震が予測出来なかったこと,地震学が防災や災害の軽減に役に立たなかったことに対する反省と,それならこれからどうすればよいのか,国の施策や教育とどうか変わっていくべきか,という提言からなっている.現在の地震学の現状を知る上で役に立つ,なかなか面白い論文集である.
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2012.05.01(火)
28日に神田の学士会館で,昨年4月に亡くなった玉木賢策さんを偲ぶ会があった.それなりに良い会であったが,スピーチが長かった.そのために奥さんや他の出席者とゆっくり話が出来ず,不満が残った.スピーチは当人にとっては思い出深いものがあるにしても,詳しくは当日配られた追悼文集を読めばいいわけで,短いにこしたことはない.
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2012.04.15(日)
11日にスマトラ島沖でM8.6, 8.2の地震が起こった.翌日世話人の平賀君が談話会で誰か話さないかという呼びかけをしたが,締め切り当日でもあり,さすがに応えた人はいなかったようだ.
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2012.04.01(日)
前回書いてから一ヶ月もの間が空いてしまった.この間,東北日本沖地震から関東地震-富士山噴火-南海トラフ地震の関連性の方に関心がシフトしていて,それで考え込むことが多く,書く気がそれてしまった.この問題に関しては,小川勇二郎さんと海底地形に関する情報交換を交えながら大分進歩した.やっぱり人と意見のやりとりをしながら考えることにはメリットがある.
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2012.03.01(木)
前期日程の入試監督に数年ぶりで行ってきた.自宅から行ったので朝5時起きでつらかったが,受験生のきびしさとを思うとそんなことは言っておられない.入るのを許可される前に,寒いなかを雨で傘をさして門の前に並んでいるのが可哀想だった.
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2012.02.19(日)
地震に出た論文は,たまたま小林さんと飲んだ日,以前震研にいた東原紘道さんからメールでコメントをもらったきりだ.小林さんは感想を聞かせてくれたが,震研の誰からもなにも言われない.まあ予想どおりか.東原さんは工学者だが,震研にいた時分から私の仕事を評価してくれるのが不思議だ.
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2012.02.07(火)
昨日小林洋二さんと飲んだ.半年ぶりくらいだ.いつもは新しい研究内容を用意して聞いてもらうのだが,今回はそれは無理だった.与太話をするのと,ちらほら構想を聞いてもらうに止めた.
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