加納靖之 最終更新日:2019-11-29
情報・システム研究機構 データサイエンス共同利用基盤施設 人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)で開発・公開されている IIIF Curation Viewer は「キュレーション」の機能がついた IIIF ビューアーです.
今回は,IIIFに準拠していない画像にmanifestを付与し,これらも含めてキュレーションしてみました.お急ぎの方はすぐにお試しください.
『地震考』(京都大学附属図書館,国文学研究資料館,東京大学地震研究所,国立公文書館所蔵)を改変.
『地震考』は1830年京都地震のあとに出版された地震に関する本です.国立公文書館のデジタル展示「天下大変 -資料に見る江戸時代の災害-」に『地震考』の解説があります.
今回利用したのは,次の4つのアーカイブ等が公開しているものです.
ほかにも早稲田大学図書館も所蔵しています.
IIIFに準拠していない画像をIIIFビューアーで表示する方法は,@2SC1815Jさんのツイッターへの投稿を参考にしました.
高精細画像を自分の手元に置いておかなくても,いろいろ加工したり情報を載せたりできるのが IIIF のおもしろいところだと思います(他にもいろいろご利益はあると思います).今後もいろいろ試してみようと思います.いっしょにやってみようという方がおられたらご連絡いただけたらうれしいです.
謝辞:以下のソフトウェアや資料を用いました.記して感謝いたします.