第９９３回地震研究所談話会開催のお知らせ

　下記のとおり地震研究所談話会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
今回は、コロナウィルス感染対策として、地震研究所の会場での開催は行いません。
WEB会議システムを利用した参加のみとなります。参加に必要な設定URL・PWD
については、参加をご希望される方宛に別途ご連絡をいたしますので、共同利用担当宛
（k-kyodoriyo@eri.u-tokyo.ac.jp)お問い合わせください。
なお、お知らせする設定URLの二次配布はご遠慮ください。また、著作権の問題があ
りますので、配信される映像、音声の録画、録音を固く禁じます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

日　　時　　令和２年６月１９日（金）午後１時３０分～　
　 　インターネット　WEB会議

1. 13:30-13:45
演題：地殻変動観測・岩石学・地球化学でみる三宅島のマグマ供給系
【所長裁量経費成果報告】
著者：○青木陽介・Derek J. WELLER・坂田周平・安田　敦・市原美恵、
下司信夫（産業技術総合研究所）、折橋裕二（弘前大学）、伊藤正一（京都大学）
要旨：最近の地殻変動観測および過去の噴出物の岩石学・地球化学的考察から
三宅島火山のマグマ供給系について議論する。

2. 13:45-14:00
演題：地球ニュートリノ深部科学のための地球化学スケール構造の理解へ向けて
著者：○榎本三四郎(ワシントン大学)、 竹内　希、 上木賢太 (JAMSTEC)、
飯塚　毅 (東京大学大学院理学系研究科)、南　一輝・原口　悟・田中宏幸
要旨：神岡における地球ニュートリノ観測について簡単に紹介し、そこでの全地球物理
のために必要となった「地球化学スケール構造」という視点について議論する。

3. 14:00-14:15
演題：岩石化学組成バリエーションの空間スケール評価に基づく花崗岩体化学組成の決定
と形成プロセスの推定
著者：南　一輝、 〇上木賢太 (JAMSTEC)、 武多昭道、
飯塚　毅(東京大学大学院理学系研究科)、榎本三四郎(ワシントン大学)、竹内　希・田中宏幸
要旨：単一花崗岩体での稠密サンプリングによって得られた岩石化学組成データセットを
用いて、cmからkmの幅に渡る組成変化の空間スケールを定量的に解析した結果を発表する。


○発表者
※時間は質問時間を含みます。
※談話会のお知らせが不要な方は下記までご連絡ください。

〒113－0032　東京都文京区弥生1－1－1　
東京大学地震研究所研究支援チーム
E-mail：k-kyodoriyo@eri.u-tokyo.ac.jp
※次回の談話会は令和２年７月１７日（金）午後１時３０分～です。