断層運動の定性的イメージ

震源付近で始まった破壊は付加体中の断層にそって上方へ,またデコルマにそって下方へ伝搬した.

付加体中の断層運動は浅部ではゆっくりしていた.そうでなければ地表断層付近は神戸・淡路のように破壊してしまうだろう.そのような断層運動で押し上げられた堆積物はやはりゆっくりと破断した.堆積層の変形モードは逆断層運動によってそのまま押し上げられたところもあり,また別の方向へはみ出したものもある.