諏訪之瀬島すわのせじまSUWANOSE-JIMA
島の歴史 交通手段 生活 リンク 諏訪之瀬島 って? 鹿児島市の南西約200kmにある日本でもっとも活発な火山のひとつです。現在も頻繁に噴火をしています。今から約190年前の文化10年には歴史上最大の噴火が起こりました。その結果住民はすべて島を離れ、無人島となってしまいました。数名の奄美大島からの開拓者によってようやくこの島にすむようになったのは、約70年後のことでした。その後も、大海の孤島にあって住民は苦しい生活をしてきたそうです。開拓史に関する詳しい聞き取り調査は、『拾島状況録』に記されています.ここには開拓のリーダー藤井富伝の志に感動した青森県出身の笹森儀助の観察したことがよく書かれています.諏訪之瀬島の地質はここ. 諏訪之瀬島の地質図 御岳登山 温泉 チャーター船
御岳山頂から北を望む.火口(中央下)からは活発に火山ガスが放出されています.背景は1813年の噴火の最後に山体が崩壊してできた作地カルデラの崩壊壁です. 御岳おたけ ─この火山の名前─は神として崇められてきたことの証拠です.現在島民は平和な生活を営んでいますが,御岳は活発に活動しています.諏訪之瀬島火山は日本でも最も活発な火山のひとつです.約1ヶ月に一回,御岳火口からは火山灰が噴出し,集落に降り積もっています.御岳火口は御岳の山頂から眼下に見下ろすことができます.日本でこれだけ活発な火山の火口を殆ど何の規制もなく,見下ろせる火山は他にはないでしょう.御岳山頂からは,空気が澄んだ日なら,北は屋久島,南はトカラ列島南端の宝島まで見渡すことができます. 御岳山頂までは片道2時間位かかりますが,晴れた日なら一見の価値があります.是非行ってみて下さい.ただし天候が変わりやすく道も整備が行き届いていないので,地図と雨具,充分な食料,飲み物を用意しましょう(ただし,現在火山活動により立ち入りが規制されています).車はもちろん,歩いて行くこともできませんが,島の東部には温泉がわいています.漁船をチャーターして行くしかありませんが,日本ではなかなか味わえないとってもワイルドな温泉です.機会があったら行ってみて下さい.
民宿やまき 数少ない民宿のうちの一つです.私がいつもお世話になっているのがこの山木さんのところです.ほかに,浜原荘(伊東さん)があります.キャンプも可能ですが,自給以外食糧は手に入りにくいです. 島に1ヶ月閉じこめられた1996年夏,最終日.切石港にて.やまきさんのおばちゃん(左)と私(右). 動植物
マルバサツキ 他の草花が根付かないような,暑く渇き灰に覆われ,塩をふくんだ海からの強い風に打たれる溶岩の上に咲く非常に辛抱強い花です.この強さとは対照的に,花の姿は非常に美しく,4月の終わりから6月半ば過ぎの間は御岳の溶岩地帯がピンク色の絨毯に覆われます.写真は1813年の噴火でできた火砕丘上に咲くマルバサツキ(諏訪之瀬島西部) 動植物
トカラ山羊 トカラ列島に住む山羊の固有種です.彼らの体には黒や茶色の斑があり,まるでホルスタイン牛のような模様です.トカラ列島の各島々でごく普通に崖の上や農道で見かけられます.最近は数が増えているそうです.トカラ山羊(左)と普通の山羊(右)
クワガタ(固有亜種らしいです),ホタル(幼虫期を水中で過ごさないらしい),サソリモドキ(サソリそっくり),トカラカラスアゲハ(かつて蝶の採集にはまっていた私にはうれしかった),クジャク(本物だよ,はじめは人間が放った),牛(飼育,名産),トビウオ(名産.肝の刺身が旨い),伊勢エビ(これまた名産,勝手にとってはいけません),サンゴ(きれいです),ガジュマル(この下で涼むのは最高),リュウキュウカンザンチク(タケノコは名産です)など.ハブはいません. それから,周りに明かりのない離島なので,星空は最高です.
島の地質
火山活動
宿泊
お花見
ヤギ
その他,様々な動植物がたくさん
島は竹で覆い尽くされています.昔は笹を踏みつけながら,これをかき分けかき分け,隣の家まで出かけていたそうです.そのため,月のない夜は外を歩けなかったそうです.何かとても神秘的です.