歴史地震等の記録の収集,整理及び再評価

歴史地震及び近代観測がなされて以降の地震について記録を収集,整理するとともに,プレート構造調査,地殻構造調査の成果等を踏まえた解析を行うことにより,これらの地震について再評価し,地震調査推進本部地震調査委員会が「その他の南関東の地震」としてまとめて評価を行ったM7程度の地震の震源域の位置(プレート境界型地震,スラブ内地震),繰返しの有無等を推定する.


全体イメージ図(クリックすると大きくなります)

7つの課題にわけて実施する.

  1. 地震記象の収集と解析による過去地震の調査研究
  2. 東北地方の地震記象を用いた首都圏の過去地震の調査研究
  3. 国外で記録された首都圏の過去地震の記象の収集とデータベース化
  4. 被害記録による首都圏の歴史地震の調査研究
  5. 液状化痕等による首都圏の古地震の調査研究
  6. 考古遺跡における液状化痕データの収集並びにデータベース化
  7. 過去地震の類型化と長期評価の高度化に関する調査研究

東京大学地震研究所