6.3.2 大学院生,研究生,留学生,インターンシップ等の受入状況

過去数年間の全国的な傾向として,大学院への進学者(特に博士課程)が減少している.これは理学系で顕著であり,地震研究所における修士課程入学者は毎年10〜15 名程度いるものの,博士課程に進学する学生は5〜10 名(外国人を含めて)であった(表5).2010年より,理学系研究科の国際インターンシップ制度(UTRIP)が開始され,外国の大学で学ぶ学部生を毎年受け入れるようになった.外国の大学院生はそれまで外来研究員としてうけいれていたが,2012年度には,主として大学院生を対象とした地震研国際インターンシップ制度を整備した(表6).