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Academic Year |
MC+DC |
JSPS-PD |
FR/RS |
RS |
ERI-RS |
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1998年度 | 89 | 9 | 12 | 2 | 6 | 1 |
1999年度 | 84 | 9 | 20 | 2 | 9 | 3 |
2000年度 | 93 | 14 | 12 | 0 | 3 | 10 |
本学理学系,工学系大学院おける教育:
地震研究所は,本学理学系研究科の地球惑星科学専攻,及び工学系研究科の社会基盤工学専攻,建築学専攻からの大学院生・研究生を受け入れており,本研究所の教官はこれらのいずれかの専攻の教官として,多くの講義や研究指導などを通じて大学院教育に深く関与している.またそれぞれの研究科大学院研究生に相当するものとして,地震研究所としての研究生を受け入れており,地震研究所研究生として各研究科の大学院生及び研究生と同様の教育・研究を行っている.その他,学術振興会特別研究員,COE研究員,外国人研究生・研究員,受託研究生などを受け入れている.
教養学部前期課程(駒場)における教育:
教養学部前期課程の1,2年生に対して駒場で開講される「全学自由研究ゼミナール」については,高校卒業程度の知識を有した学生に対して,地震学や火山学に対する興味をおこさせ,その内容を紹介する絶好の機会であることから,これらの分野に対する基礎的な教育の一環としてとらえている.1999年度からは,地磁気観測,地震計,GPS,などの野外観測を,数日間フィールド(草津白根山,大島)に出て行う形式の全学ゼミナールを実施している.また総合科目の講義枠が宇宙地球科学から提供されたのを受けて,2000年度から2名の教官が一つの授業を担当する講義(「地震・火山とプレートテクトニクス」)を行っている.
地震研究所談話会・金曜セミナー:
地震研究所では毎月1回,「談話会」という名称で公開の研究発表会を行っている.また談話会の行われない金曜日には,所内外の最先端の研究者を招いてセミナーが開かれている(「金曜セミナー」).その他,随時,所を訪れた研究者によるコロキウムも行われている.
図1.大学院授業風景:「地球観測実習」での学生の発表.
図2.教養学部前期課程・全学自由研究ゼミナール「地震と火山の観測入門」での観測風景(大島).(左)赤外映像による火口温度測定,(右上)筆島,(右下)火山地質の説明風景.