1999.7.14

Ｎｏ．０３０１

（１）実施機関名

北海道大学大学院理学研究科附属地震火山研究観測センター

 

（２）新建議の項目

（１）定常的な広域地殻活動

 

（ａ）課題名

稠密地震観測・重力観測を基本とする北海道内陸地震帯の活動度および構造評価

 

(ｂ)関連する新建議の他の項目

 

（ｃ）平成１１年度の到達目標

北海道日高衝突帯地域に臨時高感度地震観測点を設置する。

 

（ｄ）平成１１年度実施計画の概要

７〜８月に地震観測点を設置し、自然地震の観測を２年間継続する。

東北大学理学研究科、東京大学地震研究所、名古屋大学理学研究科、京都大学防災研究所、九州大学との共同研究。予算規模は設備費１６５３７５千円、事業費６５５０千円。８月に爆破地震動研究グループが実施する人工地震屈折法探査および北海道大学が行う自己浮上式海底地震計観測とも緊密な連携を持つ。

 

（ｅ）全体計画のうちの平成１１年度の計画の位置づけ

平成１１年度から１２年度まで観測を継続しデータを取得する。それと並行して高精度震源、メカニズム、３次元地震波速度構造、３次元Ｑ構造などを求める。

人工地震探査の結果と合わせて解釈することにより、日高衝突帯の変形プロセスを解明できるはずである。

 

（ｆ）この課題の実施担当連絡者

笠原　稔      電話011-706-3591、FAX011-746-7404

e-mail: mkasa@eos.hokudai.ac.jp