1999.7.14

Ｎｏ．０３０６

（１）実施機関名

北海道大学理学研究科

 

（２）新建議の項目

１．１)　定常的な広域地殻活動

 

(a) 課題名

北海道積丹半島北西沖の地殻構造の推定

 

(b) 関連する新建議の他の項目

１．（２）イ・ウ・エ

 

(c) 平成11年度の到達目標

平成10年度に北海道積丹半島北西沖において行った地殻構造探査のデータを解析し、速度構造を推定する。

 

(d) 平成11年度実施計画の概要

当地震火山研究観測センターでは、平成10年度に北海道積丹半島北西沖において地殻構造探査を行った。このデータを屈折法により解析して、地殻速度構造を推定する。

東京大学地震研究所、東北大学理学研究科との共同研究。参加人数は6名。予算規模は約６百万円 (消耗品と計算機使用費)。

 

(e) 全体計画のうちの平成11年度の計画の位置づけ。

調査海域は、1983年日本海中部地震、1993年北海道南西沖地震の北側の延長に位置し、重力異常のデータからプレート境界の存在が示唆されている。速度構造を求めることにより、この付近のテクトニクスを明らかにする。

 

(f) この課題の実施担当連絡者

村井芳夫　　　電話：011-706-3553

FAX:011-726-7240または011-746-7404、

e-mail:murai@eos.hokudai.ac.jp