1999.7.9

Ｎｏ．０５０1．5

 (1) 実施機関名

東北大学大学院理学研究科

 

(2) 新建議の項目

  1. 地震発生に至る地殻活動解明のための観測研究の推進

  (1) 定常的な広域地殻活動

 

(a) 小課題名

  すべり速度の緩やかな変化における摩擦構成則

 

(b) 関連する建議の項目

  1. (1) イ、(2) ウ、(3) ウ

 

(c) 平成11年度の到達目標

  法線応力を一定に保ったまますべり速度を変動させられるように岩石すべり試験機を改良する。

 

(d) 平成11年度の実施計画の概要

  ９月に試験機の改良のために必要な部品が納入されるので、それ以降、制御系の調整を行う。予算規模は約500千円。参加人数は約2名。

 

(e) 全体計画のうちの平成11年度の計画の位置づけ

  平成11年度に試験機の改良と若干の試験運用を行い、平成12年度から本格的な実験を行なう。これにより、これまでのようなステップ的なすべり速度の変化ではなく、実際のプレート境界と同様なゆっくりとしたすべり変化に対する摩擦構成則の構築をめざす。

 

(f) この計画の実施担当連絡者

  氏名：矢部康男        電話：022-225-1950      FAX: 022-264-3292

  　　　　　　　　　　　　　　　　e-mail: yabe@aob.geophys.tohoku.ac.jp